講演情報

[P097C]マイクロ波照射を用いて硬化したジオポリマーの圧縮強度におよぼす予備養生期間の影響

○石田 蓮人1[修士課程]、曹 智淵1、松岡 光昭1、正木 徹2、酒井 貴洋2 (1. 関西大学、2. 五洋建設株式会社)

キーワード:

ジオポリマー、マイクロ波、石炭燃焼飛灰、粉砕処理、圧縮強度

石炭燃焼飛灰(フライアッシュ)は、石炭火力発電所から発生する産業副産物であり、SiO2やAl2O3を主成分とする球状の微粒子である。フライアッシュや高炉スラグなどのアルミノシリケート粉体とアルカリ溶液、水ガラスと脱水縮重合反応することにより合成される非晶質のポリマーをジオポリマーという。フライアッシュを用いたジオポリマーは、セメントコンクリートと比べて製造時のCO2排出量が大幅に少なく、耐酸性や耐熱性にも優れていることから、低環境負荷なコンクリート材料として注目されている。一方、硬化に加温や長時間の養生期間を要するといった実用上の課題がある。本研究では、分級等の処理を施さないフライアッシュ原粉への粉砕処理による反応性の向上、および養生期間の短縮を目指したマイクロ波照射によるジオポリマーの合成を試みた。予備養生の後、マイクロ波照射を用いて硬化したジオポリマーの圧縮強度について、フライアッシュ粒子への粉砕処理時間や硬化反応過程における水分量の変化から評価し、予備養生期間の影響を調査した。