講演情報
[P104C]リチウム吸着材による、塩湖水およびLIB廃液からのリチウム回収検討
○福山 景斗1、島村 宗孝1、前原 加奈子1、村本 賢一1、出水 丈志1 (1. 室町ケミカル株式会社)
キーワード:
リチウム、リチウムイオンバッテリー、塩湖かん水、吸着材、DLE
リチウムはバッテリーやガラス原料として広く使われ、今後も主に電気自動車の普及により需要の拡大が予想される。リチウムの製造方法は、塩湖や鉱石からの天日濃縮法や溶媒抽出が主なルートである。天日濃縮法は非常に長い製造期間、溶媒抽出は環境負荷がそれぞれ課題となっており、これらを解決するため吸着材による塩湖かん水からのDLE(直接リチウム抽出法)を検討した。吸着材はカラム式で塩湖モデル水を通水し、処理液からリチウムの回収率およびリチウムの精製純度を調べた。得られた結果より、DLEにおいて適する吸着材であることを前報にて報告した。さらに吸着材の改良を行い、前報と同様の試験を実施した。改良した吸着材はリチウム吸着量が増しており、よりDLEに適することを確認した。また、別の吸着材を用いてリチウムイオンバッテリー(LIB)廃液などのリチウム回収を検討している。まず酸性液中のリチウムを吸着可能な材料を確認、吸着量の向上および吸着材の耐久性が課題となっており、本成果を報告する。
