講演情報
[P105C]マグネシウムおよびケイ素の水中粉砕による水素発生に関する研究
○古山 隆1、大滝 樹音1、横山 史奈1 (1. 東北公益文科大学)
キーワード:
マグネシウム、ケイ素、水中粉砕、水素、遊星ボールミル
化石燃料に代わるエネルギーキャリアとして、水素は本質的にクリーンであり、どこでも生産可能であるとともに家庭用または産業用に広く使用できることから化石燃料の代替エネルギーとして注目されている。その中で水素の製造技術の確立は水素社会を実現する上で重要な要素である。水素の製造には、再生可能エネルギーをベースとした方法(グリーン)や原子力エネルギーをベースとした方法(パープル)があるが、現状では化石燃料をベースとしてつくられた方法(グレー)が主流となっていることから、製造の際にはCO2排出は避けられない状況にある。また、アルカリ水電解や固体高分子形水電解では電気代や装置のコストが関係するため経済面に課題がある。当研究室では湿式粉砕機において粉砕媒体と特定の金属の摩耗により水素が発生することに着目し、特定の金属の水中粉砕による水素製造について研究を行っている。これまでに、アルミニウムを遊星ボールミルで水中粉砕すると水素が発生することが分かっている。本報では周期表でアルミニウムに近いマグネシウムとケイ素について、遊星ボールミルを用いてそれぞれの水中粉砕における水素の発生状況について調べた。
