講演情報

[P007A]周ひずみ制御に着目した岩石の多孔質弾性パラメータ評価試験システムの構築

○森田 真名1[修士課程]、木山 保2、福田 大祐1、青柳 和平3、田村 友識3、八木 啓介4、児玉 淳一1 (1. 北海道大学、2. ノーザンロック、3. 日本原子力研究開発機構、4. 大成建設株式会社)

キーワード:

幌延URL、珪質泥岩、周ひずみ制御、間隙圧、多孔質弾性パラメータ

北海道天塩郡幌延町の幌延URLでは高レベル放射性廃棄物の地層処分の研究が進められている。幌延町周辺の地質は珪藻質泥岩の声問層と珪質泥岩の稚内層で構成されており、これらの岩石は高い空隙率と低い透水性を示すことから、多孔質弾性論に基づく挙動の検討が重要であると考えられる。多孔質弾性パラメータを取得するには封圧や間隙圧、流体量、体積ひずみのいずれかを一定に保った状態で、他のパラメータを計測する必要がある。例えば、Skempton定数Bは流体量を一定にした時の封圧と間隙圧の関係である。しかし、試験の制御が容易ではなく先行研究も少ないため、新たな制御システムの構築が課題となっている。本研究では、供試体は等方性と仮定すること、供試体を被覆するジャケットの影響を考慮したことなどから、軸ひずみによる制御ではなく周ひずみによる制御に着目した。そして、周ひずみによる体積ひずみや封圧の制御を行うことで多孔質弾性パラメータを評価するための試験システムを構築した。