講演情報
[3201-08-07]海底熱水噴出域におけるバイナリー発電を想定したスケール付着シミュレーション
○中大路 祐基1[修士課程]、武川 順一1 (1. 京都大学)
司会:小林和弥(京都大学)
キーワード:
海底熱水噴出域、バイナリー発電、スケール付着シミュレーション
日本近海の海底下では,300~400℃の熱水が海底から噴出している場所があり,熱水と海水との温度差を利用したバイナリー発電の可能性が検討されている。一方,海底熱水には多くの金属鉱物が溶存しており,熱を取り出した後の温度低下に伴うスケール析出が問題になると考えられる。熱交換器には様々な形状のものが考えられるが,スケール対策の観点から,どのような形状がスケール析出を抑制するうえで最適なものであるかは明らかとなっていない。本研究では,格子ボルツマン法に基づく流体流動解析とスケール付着を組み合わせた数値実験をおこない,熱交換器形状がスケール付着に及ぼす影響について検討した。その結果から,経済的かつ効率の良いバイナリー発電の可能性について議論する。
