講演情報
[3209-17-09]立体障害構造アミン水溶液のCO2脱離過程を利用したオイルサンドからビチューメンの分離回収
○任 傑1、大川 浩一1、加藤 貴宏1 (1. 秋田大学)
司会:藤井 孝志 (産業技術総合研究所)
キーワード:
ビチューメン、オイルサンド、立体障害アミン、二酸化炭素脱離、分離回収
世界の可採埋蔵量が豊富なオイルサンドは、原油の代替資源として注目を浴びている。しかし、オイルサンドはビチューメン(重質油)、水と砂(石英)の混合物であるため、その有効利用にはビチューメンを高効率分離・回収する必要がある。高温、高pHの水溶液を用いてビチューメンと砂を分離後、空気を通気することで水中に分散したビチューメン油滴を液面まで浮上回収する技術が確立されている。しかし、高pH環境下ではビチューメン表面が親水性に偏り、疎水性の空気気泡とは接触が難しい問題を有する。我々は、CO2気泡を用いることで、高pH環境下でもビチューメン表面と容易に接触できることを確認している。そこで、本研究は比較的低温でもCO2を脱離できるHCO3-に着目し、CO2をHCO3-として吸収できる立体障害構造アミンを用い、迅速にCO2を脱離することで、分離したビチューメンを浮上させることを検討した。
