講演情報
[3410-16-06]北海道新幹線建設に係るトンネル発生土の対応について
○長川 善彦1 (1. 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
司会:中村謙吾(埼玉大学)
キーワード:
北海道新幹線、トンネル掘削岩、自然由来重金属
北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)は,全延長約212 kmのうち,80% にあたる約169 kmがトンネル区間であり,トンネル掘削の主な対象は海成泥岩などの堆積岩や変質を受けた火山岩である。トンネル掘削に伴う発生土(以下,トンネル発生土)の一部にはヒ素などの自然由来重金属等がわずかに含まれていることから,沿線に点在するトンネル発生土受入地周辺の土壌や地下水を汚染することがないよう,適切に取扱い管理する必要がある。トンネル発生土のうち土壌溶出量基準を超過するもの(以下,対策土)については,受入地個々の地質や地下水の状況,周辺環境および対策土に含まれる重金属の種類や濃度などに応じ,受入地周辺の地下水や河川水に与える影響についてサイト概念モデルによりリスク評価し,対策工の選定を行った上で,周辺環境に配慮しながら施工を進めている。
本稿では,北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)のトンネル発生土のうち,対策土の受入地における対策工の選定プロセスおよび施工事例を紹介する。また,施工と並行して実施しているモニタリングについても紹介し,対策の妥当性について報告するものである。
本稿では,北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)のトンネル発生土のうち,対策土の受入地における対策工の選定プロセスおよび施工事例を紹介する。また,施工と並行して実施しているモニタリングについても紹介し,対策の妥当性について報告するものである。
