大会長挨拶
第36回大阪府理学療法学術大会開催にあたって

第36回大阪府理学療法学術大会
大会長 増田 知子
医療法人社団和風会 千里リハビリテーション病院
この度、2024年7月28日(日)に大阪国際会議場にて第36回大阪府理学療法学術大会を開催させていただく運びとなりました。大阪府理学療法学術大会は、特に若手理学療法士の学術・研究活動の入門に、また所属の垣根を越えて大阪府下の理学療法の将来について討議する場に、長年大きな役割を果たしてきました。
学術活動に挑戦するモチベーションには、理学療法士としてのスキルアップの先に描く将来像が重要であると考えます。しかし、理学療法士にもそれぞれの生活があり、様々なライフイベントやキャリアチェンジの選択肢が増えた社会といった要因がこのイメージを希薄にし、学術活動に対する距離感が拡げられてしまうこともあるように感じています。
そこで、本学術大会のテーマを「ワーク・ライフ・インテグレーション(work life integration)」としました。従来の仕事(work)と私生活(life)を対立させる考え方からさらに前進し、仕事と私生活を統合(integration)してそれぞれ人生の一部として充実させ、相乗効果を得るという概念を指します。特に、若い期間に仕事も私生活も充実させた経験は、仕事面でもマネジメントなどに生かされ、スキルアップやキャリアアップ、人材育成、社会のニーズに対応する多様なワークスタイルの発展など、個人の生活や組織に良い影響を与えると言われています。
本テーマのもとに、デジタル技術の活用などを踏まえたこれからの理学療法士の多様な活躍・可能性を紹介する企画を用意し、学術大会への参加・発表の第一歩を後押しするとともに、様々なライフステージにある参加者の学術活動支援を図りたいと考えています。
次代を担う理学療法士が、個人のライフステージに関わらず、意欲的に知識を吸収し、技術を研鑽し、自分たちの社会的使命を全うする方策を共に考える、学術大会がそのような場になるよう、準備委員一同力を尽くしたいと思います。
多くの方々の参加を心よりお待ちしております。
