講演情報
[AO-07]災害対策用安定ヨウ素剤の使用方法に関する理解度調査および保険薬局薬剤師による服薬支援
竹島 幸亮1, 小山 琢司2, 佃 主税3, 重森 亮有樹4, 山崎 美佳5,6 (1.総合メディカル(株)そうごう薬局 安来店, 2.北堀店, 3.安来社日店, 4.東出雲店, 5.島根大学前店, 6.総合メディカル(株))
【目的】震災が多発する近年、震災時に原子力発電所の放射性ヨウ素による甲状腺がんのリスクが懸念されている。原発付近の住民には安定ヨウ素剤(ヨウ化カリウム、以下、KI)が配布されるが、正しく使用方法を理解できているかは不透明な状況である。そこで今回、来局者を対象にKIに関する理解度調査を実施した。また、結果に基づき啓発資料を用いて説明する取り組みを行い、その効果について検証した。
【方法】2025年1月~5月の期間に島根地区のそうごう薬局5薬局に来局した原子力災害対策重点区域に在住の40歳未満の来局者に対して、KIに関する知識を問う選択式アンケートを実施した。アンケート実施後に啓発資料の配布及び口頭説明を行い、次回来局時に再度同じアンケートを実施して知識の向上について比較をした。
【結果】初回アンケートは114名から回答が得られた。正答率が高い項目として、KIの事前配布理由が41%、KIの保管方法が45%であった。一方、正答率の低い項目はKIが飲めない方の条件が0%、事前配布の申請方法が0%だった。資料配布後の再来局時のアンケートは42名から回答が得られ、42名全体の正答率は20%→57%へと上昇した。正答率の上昇が高かった項目はKIの主な目的が38%→93%、KIの事前配布理由が41%→91%だった。一方、正答率の上昇が低かった項目はKIの事前配布対象者の条件が5%→26%、KIの事前配布の申請方法が0%→24%だった。
【考察】初回アンケート全項目が正答率50%を下回ることからKIに関する住民の知識が不十分であることは明らかである。資料配布によりKIの主な目的や事前配布理由の知識向上にはつながった一方で、KIの事前配布の申請方法、必要となった際のKIの入手方法については依然として正答率が低い。今後は資料に加えた定期的な啓発及び口頭での説明など検討する必要があると考察する。
【方法】2025年1月~5月の期間に島根地区のそうごう薬局5薬局に来局した原子力災害対策重点区域に在住の40歳未満の来局者に対して、KIに関する知識を問う選択式アンケートを実施した。アンケート実施後に啓発資料の配布及び口頭説明を行い、次回来局時に再度同じアンケートを実施して知識の向上について比較をした。
【結果】初回アンケートは114名から回答が得られた。正答率が高い項目として、KIの事前配布理由が41%、KIの保管方法が45%であった。一方、正答率の低い項目はKIが飲めない方の条件が0%、事前配布の申請方法が0%だった。資料配布後の再来局時のアンケートは42名から回答が得られ、42名全体の正答率は20%→57%へと上昇した。正答率の上昇が高かった項目はKIの主な目的が38%→93%、KIの事前配布理由が41%→91%だった。一方、正答率の上昇が低かった項目はKIの事前配布対象者の条件が5%→26%、KIの事前配布の申請方法が0%→24%だった。
【考察】初回アンケート全項目が正答率50%を下回ることからKIに関する住民の知識が不十分であることは明らかである。資料配布によりKIの主な目的や事前配布理由の知識向上にはつながった一方で、KIの事前配布の申請方法、必要となった際のKIの入手方法については依然として正答率が低い。今後は資料に加えた定期的な啓発及び口頭での説明など検討する必要があると考察する。
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