講演情報
[LS1-5]現代の脳血管障害治療~血管内手術の台頭と抗血栓療法の重要性~
中村 元 (名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学 教授)

脳血管障害に対する治療は近年大きく進歩し、開頭顕微鏡下で行う直達手術に加え、カテーテルを用いた低侵襲な血管内治療が急速に普及している。脳動脈瘤や頸動脈狭窄症をはじめ、多くの疾患で血管内治療が第一選択となる症例が増加しており、その治療成績向上には適切な周術期管理が不可欠である。
その中でも抗血小板療法は、虚血性合併症の予防と出血性合併症の回避という相反する課題のバランスが求められ、治療成績を左右する重要な要素である。近年では、ステントやフローダイバーターなど、抗血小板薬の適正使用を前提としたデバイスが広く用いられるようになった。一方で、患者背景や薬剤反応性には大きな個人差があり、疾患や治療内容、出血・虚血リスクを総合的に評価した個別化マネジメントが求められている。
本講演では、まず脳神経外科領域における代表的な脳血管障害と、直達手術および血管内手術の基本的な考え方や治療戦略について概説する。続いて、実臨床における抗血小板療法のマネジメントについて、周術期管理、薬剤選択、投与期間、合併症対策などを症例とともに紹介する。また、薬剤師の先生方がチーム医療の中で果たす役割にも触れ、より安全で質の高い脳血管障害診療を実現するための多職種連携について考える機会としたい。
<学歴>
1999年 3月 大阪大学医学部医学科卒業
2011年 2月 大阪大学大学院医学系研究科 医学博士の学位取得
<職歴>
1999年 6月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2000年 1月 大阪大学医学部 脳神経外科 関連施設にて研修
2004年 4月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2005年12月 Max-Planck研究所(ドイツ) リサーチフェロー
2008年 4月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2009年11月 大阪大学医学部 脳神経外科 特任助教
2010年 4月 大阪大学医学部附属病院 脳卒中センター 特任助教
2011年 9月 大阪大学医学部 脳神経外科 助教
2021年 2月 大阪大学医学部 脳神経外科 講師
2026年 9月 名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学 教授
その中でも抗血小板療法は、虚血性合併症の予防と出血性合併症の回避という相反する課題のバランスが求められ、治療成績を左右する重要な要素である。近年では、ステントやフローダイバーターなど、抗血小板薬の適正使用を前提としたデバイスが広く用いられるようになった。一方で、患者背景や薬剤反応性には大きな個人差があり、疾患や治療内容、出血・虚血リスクを総合的に評価した個別化マネジメントが求められている。
本講演では、まず脳神経外科領域における代表的な脳血管障害と、直達手術および血管内手術の基本的な考え方や治療戦略について概説する。続いて、実臨床における抗血小板療法のマネジメントについて、周術期管理、薬剤選択、投与期間、合併症対策などを症例とともに紹介する。また、薬剤師の先生方がチーム医療の中で果たす役割にも触れ、より安全で質の高い脳血管障害診療を実現するための多職種連携について考える機会としたい。
<学歴>
1999年 3月 大阪大学医学部医学科卒業
2011年 2月 大阪大学大学院医学系研究科 医学博士の学位取得
<職歴>
1999年 6月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2000年 1月 大阪大学医学部 脳神経外科 関連施設にて研修
2004年 4月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2005年12月 Max-Planck研究所(ドイツ) リサーチフェロー
2008年 4月 大阪大学医学部 脳神経外科 医員
2009年11月 大阪大学医学部 脳神経外科 特任助教
2010年 4月 大阪大学医学部附属病院 脳卒中センター 特任助教
2011年 9月 大阪大学医学部 脳神経外科 助教
2021年 2月 大阪大学医学部 脳神経外科 講師
2026年 9月 名古屋市立大学大学院医学研究科 脳神経外科学 教授
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