講演情報
[O-4-03]訪問薬剤師だからこそ生活を見る、記録を見る事の大切さを再認識した1年で3回繰り返した下腿・足背浮腫に対応した症例の報告
鈴木 康友 ((株)横須賀薬局 森のシティ薬局 森のシティ薬局2号店)
【目的】1年間に3回起きた下腿浮腫に対して生活習慣の改善と薬学的アセスメントによる処方提案を行い対応した症例の報告
【症例】80歳代男性 独居 生活保護受給者 右大腿骨頸部骨折退院後介入開始 既往歴:高血圧、狭心症、前立腺肥大症、廃用症候群
初回訪問(X月とする)下腿、足背に強い浮腫あり、退院時の採血結果からアルブミン値は3.1 肝機能は若干低下、腎機能問題無し。 生活保護からの金銭面不安と全粥という事で食べる意欲ナシ
X+1月訪問、かりんとうなら食べられると聞き、黒糖のものであれば栄養バランスも良いと考え既往歴からも問題はないが、処方医に電話をかけ即日開始
X+2月訪問、食事量も上がりアルブミン値3.9に浮腫改善。一方血圧上昇があり、アムロジピン2.5mg開始
X+3月訪問、浮腫再発、フロセミド10mg開始も改善無し。ソース等を粥が変色するほど使っている事がわかり多職種で訪問時に減塩等の食事指導を開始する
X+5月訪問、血圧低値で安定の為、アムロジピンも一度中止となり2か月後には浮腫もほぼ改善する
X+9月訪問、冬に入り血圧上昇アムロジピン2.5mg再開、無効で5mgに増量。増量2週間後に右足背をぶつけ潰瘍、浮腫も伴いフロセミド20mgへ増量
X+11月訪問、潰瘍改善も歩行時痛みを伴う浮腫が続く
X+12月訪問、過去の記録から浮腫とアムロジピンの服用期間が符合するため、浮腫に関与していると、報告書にて減薬もしくは中止を提案し中止となる
【結果】アムロジピン中止1週間で熱感消失、2週間後皮膚の張りも無くなり下腿、足背ともに皮膚に皺ができる。痛みも減り歩行もできる様になる。5mgの減薬であったが、バイタルも安定
【考察】時間はかかったが定期的な訪問と薬学的アセスメントで生活改善の影にあった薬の副作用に気がつくことができた。浮腫以外にも、訪問薬剤師としては生活習慣の改善に寄与する為に薬学的アセスメントを忘れてはいけないと考える
【症例】80歳代男性 独居 生活保護受給者 右大腿骨頸部骨折退院後介入開始 既往歴:高血圧、狭心症、前立腺肥大症、廃用症候群
初回訪問(X月とする)下腿、足背に強い浮腫あり、退院時の採血結果からアルブミン値は3.1 肝機能は若干低下、腎機能問題無し。 生活保護からの金銭面不安と全粥という事で食べる意欲ナシ
X+1月訪問、かりんとうなら食べられると聞き、黒糖のものであれば栄養バランスも良いと考え既往歴からも問題はないが、処方医に電話をかけ即日開始
X+2月訪問、食事量も上がりアルブミン値3.9に浮腫改善。一方血圧上昇があり、アムロジピン2.5mg開始
X+3月訪問、浮腫再発、フロセミド10mg開始も改善無し。ソース等を粥が変色するほど使っている事がわかり多職種で訪問時に減塩等の食事指導を開始する
X+5月訪問、血圧低値で安定の為、アムロジピンも一度中止となり2か月後には浮腫もほぼ改善する
X+9月訪問、冬に入り血圧上昇アムロジピン2.5mg再開、無効で5mgに増量。増量2週間後に右足背をぶつけ潰瘍、浮腫も伴いフロセミド20mgへ増量
X+11月訪問、潰瘍改善も歩行時痛みを伴う浮腫が続く
X+12月訪問、過去の記録から浮腫とアムロジピンの服用期間が符合するため、浮腫に関与していると、報告書にて減薬もしくは中止を提案し中止となる
【結果】アムロジピン中止1週間で熱感消失、2週間後皮膚の張りも無くなり下腿、足背ともに皮膚に皺ができる。痛みも減り歩行もできる様になる。5mgの減薬であったが、バイタルも安定
【考察】時間はかかったが定期的な訪問と薬学的アセスメントで生活改善の影にあった薬の副作用に気がつくことができた。浮腫以外にも、訪問薬剤師としては生活習慣の改善に寄与する為に薬学的アセスメントを忘れてはいけないと考える
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