講演情報

[O-7-03]健康サポート薬局に対する地域住民の認知度と薬剤師による説明後の利用意向

市川 大介1, 石村 淳2 (1.(株)コスモファーマ東京, 2.星薬科大学臨床評価学研究室)
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【目的】健康サポート薬局に対する地域住民の認知度および利用意向を調査し、制度認知向上に向けた情報提供のあり方について検討した。
【方法】2025年11月から12月にかけて株式会社コスモファーマに属する全国5県の保険薬局14店舗に処方箋を持参した10代以上の患者を対象にアンケート調査を実施した。調査は、まず来局者に健康サポート薬局の認知度を聴取した。その後、統一した説明資料を用いて薬剤師が健康サポート薬局について説明し、利用したいサービス内容、処方箋を持参しない場合での利用意向を聴取した。
【結果】回答者は594名となり、「健康サポート薬局を知っている」と回答した者は4名(0.7%)のみであり、認知度は極めて低かった。制度説明後に「利用したいサービス内容」を尋ねたところ、「運動・食事・睡眠など生活習慣に関する相談」が174名(29.3%)で最も多かった。さらに、「処方箋を持参しなくても利用したい」と回答した者は、268名(45.1%)であり、一定の利用意向が認められた。そのうち50代以下で利用意向を示した者は120/231名(51.9%)であり、60代以上と比較して有意に高かった(p=0.0087)。
【考察】健康サポート薬局の制度が開始されて約10年が経過したが、認知度は極めて低いことが明らかとなった。また、定期的な受診頻度が比較的低いと考えられる50代以下の回答者では、60代以上と比較して処方箋の有無に関係なく健康相談を希望する割合が高かった。このことから、50代以下では未病や健康維持に関する相談ニーズが比較的高い可能性が示唆された。さらに、薬剤師による積極的な情報提供は、健康サポート薬局の認知向上および地域住民の健康支援に寄与する可能性が示唆された。

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