講演情報
[O-7-19]小児患者の残薬使用に関する問題把握のための実態調査
竹山 陽子1, 讃井 美保2, 林 優子3, 相江 有美4, 大崎 充浩5, 廣野 慎也5, 堀 絢一朗5 (1.総合メディカル(株)そうごう薬局 周船寺店, 2.干隈店, 3.野方店, 4.福岡今宿店, 5.総合メディカル(株))
【目的】小児患者の保護者より、以前処方された残薬(以下、小児残薬)の使用可否について相談を受けることを多く経験する。小児残薬は、症状や投与量の判断、保護者の認識の観点から、有効性や安全性に問題が生じると考えられるが、使用実態は不明である。そこで、小児残薬の使用状況や保護者の認識を把握し、薬剤師が介入すべき問題点を明確化するための調査を行った。
【方法】2025年4月23日から5月25日の期間で、福岡地区のそうごう薬局3薬局に来局する15歳未満の患者の保護者に、アンケートを実施。小児残薬の使用状況や残薬に対する保護者の認識を調査した。
【結果】85名の保護者からアンケートの回答を得た。「小児残薬を使用した事がある」割合は66%で、「自宅に残薬を保管している」を合わせると89%であった。小児残薬使用理由は上位より、症状が軽かった為(52%)と診療時間外だった為(50%)であった。小児残薬使用の際に気になる項目として、使用期限が大半(86%)で、薬局から提供して欲しい情報の項目としても最多であった。症状と効能との適応性、用量、副作用を気にする保護者はそれぞれ39%、21%、19%であり、気になる事の確認手段としては、お薬手帳や薬情(58%)が最多、次いで本やインターネット(39%)、薬局への相談は18%であった。希望する薬局からの情報提供タイミングは、来局時(42%)と症状発症時(41%)がほぼ同数であった。
【考察】小児残薬の使用は、軽症時の対応や診療時間外対応の為に浸透しており、緊急時の解熱剤以外の使用は控え受診して欲しいという主応需先医師の意向と一部乖離している事が示唆された。また、症状と効能との適応性や用量、副作用等の安全性を気にしている保護者は少数の為、小児残薬使用のリスク管理について情報提供し続ける事が必要であると考察した。
【方法】2025年4月23日から5月25日の期間で、福岡地区のそうごう薬局3薬局に来局する15歳未満の患者の保護者に、アンケートを実施。小児残薬の使用状況や残薬に対する保護者の認識を調査した。
【結果】85名の保護者からアンケートの回答を得た。「小児残薬を使用した事がある」割合は66%で、「自宅に残薬を保管している」を合わせると89%であった。小児残薬使用理由は上位より、症状が軽かった為(52%)と診療時間外だった為(50%)であった。小児残薬使用の際に気になる項目として、使用期限が大半(86%)で、薬局から提供して欲しい情報の項目としても最多であった。症状と効能との適応性、用量、副作用を気にする保護者はそれぞれ39%、21%、19%であり、気になる事の確認手段としては、お薬手帳や薬情(58%)が最多、次いで本やインターネット(39%)、薬局への相談は18%であった。希望する薬局からの情報提供タイミングは、来局時(42%)と症状発症時(41%)がほぼ同数であった。
【考察】小児残薬の使用は、軽症時の対応や診療時間外対応の為に浸透しており、緊急時の解熱剤以外の使用は控え受診して欲しいという主応需先医師の意向と一部乖離している事が示唆された。また、症状と効能との適応性や用量、副作用等の安全性を気にしている保護者は少数の為、小児残薬使用のリスク管理について情報提供し続ける事が必要であると考察した。
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