講演情報

[P-006-C]脂質異常症患者へのLINEフォローによる患者評価の向上についての検討

下村 菜月1, 中村 彩香2, 水野 有香3, 楠本 かりん4, 勝谷 柊太5 (1.(株)なの花東日本 なの花薬局 昭島昭和第2ビル店, 2.桜上水店, 3.西荻南店, 4.荻窪北口店, 5.大泉学園店)
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【目的】継続処方患者に対する服薬フォローアップ(以下FU)は、服薬継続支援や副作用の早期把握のために重要であるが、患者評価の向上につながる具体的な内容については十分に明らかでない。そこで疾患に関連したFUを行い、患者評価の変化を検証する。
【方法】2025/10/1-11/30に、対象施設に来局した脂質異常症治療薬を1年以上継続服薬中の20歳以上、つながる薬局®(以下LINE)に登録しており、過去にLINEでFUを受けた経験がある者を対象とした。LINEを用いて統一した内容の疾患情報を含むFU(以下情報付きFU)を行い、後日アンケートを実施した。情報付きFUと従来の情報無しFUの比較は選択式、今後提供してほしい情報については記述式で回答を得た。
【結果】対象患者87名中、39名(44.8%)から回答を得た。情報付き・無しFUのどちらが良いかの比較では「どちらともいえない」が55.6%(20名)、情報無しFUを受けた認識がなく比較できないが25%(9名)、「情報付きFUの方が良い」が13.9%(5名)、「情報無しFUの方が良い」が5.6%(2名)、無効回答が3名だった。今後提供して欲しい情報は「特になし」が最多で57.9%、「薬の飲み合わせ」が15.8%、「薬の情報や注意点」が13.2%、無回答が1名だった。
【考察】FUを過去に受けた認識が無く比較できない患者が一定数おり、両者のFU比較で明確な傾向は示されていない。また、患者が服薬指導のみで十分と感じていたり、求められている情報との相違があった可能性も考えられる。患者の状況・関心に応じFUの内容を個別化することや、FUの目的・意義を伝えることが、継続処方患者のFUに対する評価および認識向上に寄与するかもしれない。
【キーワード】服薬フォローアップ、長期処方、脂質異常症

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