講演情報
[P-007-A]降圧剤服用患者に対する受診1週間前服薬フォローアップの有用性の検討
関野 友章 ((株)なの花東日本 なの花薬局東五反田店)
【目的】薬局では患者より、受診時に医師へ伝え忘れた相談を受けることがある。受診前の服薬フォローアップ(以下FU)の実施が、患者自身の服薬状況の振り返りや医師への相談内容の整理に繋がる可能性があると考え、受診前FUの有用性を検討した。
【方法】2025年9月1日∼同年12月31日に研究者所属ブロックの34店舗に来局した新患を除く20歳以上で、28∼50日の定期処方を受けたLINE登録済みの降圧剤服用患者52名を対象とした。受診の1週間前にLINEで薬に関して気になることについて6項目の選択回答式FUを実施した後、服薬状況の振り返りや受診に向けた相談整理について5件法で聴取した。FUを実施した薬剤師には、受診前FUの継続希望(5件法)とその理由(複数選択可)について聴取した。いずれも「とても/ややそう思う」を肯定的回答とした。
【結果】患者アンケートの有効回答は46.2%で、肯定的回答は「服薬状況や残薬を振り返る機会になった」83.3%、「医師に相談したい内容を整理できた」70.8%だった。薬剤師アンケートの有効回答は63.5%(33/52名)で、54.4%が「今後も受診前FUを継続したい」と回答し、理由として「事前に相談事を把握でき投薬がスムーズになるから」が72.2%で最多だった。
【考察】受診前FUは、定期処方患者において服薬状況の振り返りや医師への相談内容の整理に寄与する可能性が示唆された。また、薬剤師の半数以上がFUの継続に肯定的だったことから、患者の状況を事前に把握できる点は有用と考えられる。患者が自身の服薬状況や相談内容を整理した状態で受診することは、服薬指導の質向上・円滑化に繋がると考えられる。将来的には、受診前FUにより把握した情報を診察前に医師と共有し、患者の課題に沿った治療の提供を目指していきたい。
【方法】2025年9月1日∼同年12月31日に研究者所属ブロックの34店舗に来局した新患を除く20歳以上で、28∼50日の定期処方を受けたLINE登録済みの降圧剤服用患者52名を対象とした。受診の1週間前にLINEで薬に関して気になることについて6項目の選択回答式FUを実施した後、服薬状況の振り返りや受診に向けた相談整理について5件法で聴取した。FUを実施した薬剤師には、受診前FUの継続希望(5件法)とその理由(複数選択可)について聴取した。いずれも「とても/ややそう思う」を肯定的回答とした。
【結果】患者アンケートの有効回答は46.2%で、肯定的回答は「服薬状況や残薬を振り返る機会になった」83.3%、「医師に相談したい内容を整理できた」70.8%だった。薬剤師アンケートの有効回答は63.5%(33/52名)で、54.4%が「今後も受診前FUを継続したい」と回答し、理由として「事前に相談事を把握でき投薬がスムーズになるから」が72.2%で最多だった。
【考察】受診前FUは、定期処方患者において服薬状況の振り返りや医師への相談内容の整理に寄与する可能性が示唆された。また、薬剤師の半数以上がFUの継続に肯定的だったことから、患者の状況を事前に把握できる点は有用と考えられる。患者が自身の服薬状況や相談内容を整理した状態で受診することは、服薬指導の質向上・円滑化に繋がると考えられる。将来的には、受診前FUにより把握した情報を診察前に医師と共有し、患者の課題に沿った治療の提供を目指していきたい。
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