講演情報
[P-030-C]地域医療におけるファーストアクセスとしての薬局薬剤師の役割 ~独居在宅患者に対するオンライン診療支援~
中 雄太1,2, 大久保 尚徳2, 佐藤 弘希3, 岡山 善郎3 (1.(株)ファーマダイワ 小幡調剤薬局, 2.研修部, 3.(株)ファーマダイワ)
【背景】独居高齢者の増加に伴い、継続的な医療提供体制の確保が課題となっている。近年、医療DXの進展により、オンライン診療の活用は医療アクセス手段として期待されているが、独居高齢者ではデジタル機器操作の不慣れさや支援者不足から、十分に活用されていないと感じる場面も多い。
今回、独居在宅患者に対し、薬局薬剤師が介入してオンライン診療支援を行った事例を報告する。
【症例】高血圧、慢性気管支炎、廃用症候群による体力低下を認める、80歳代男性の独居在宅患者であり、過剰喀痰の訴えで薬局に電話相談があった。臨時訪問診療の必要性があると考え、在宅診療医に相談したが、訪問の調整が困難であったためオンライン診療を実施することになった。患者にその旨を連絡したが、オンライン診療アプリの操作の理解が乏しく、薬局薬剤師が訪問し操作支援することとした。
単なる操作支援ではなく、事前にバイタル測定、服薬状況を医療用SNSで報告し、オンライン診療後、定期処方との相互作用やアドヒアランスに配慮し、臨時追加薬の処方設計を医師と協議・決定した。調剤後に再訪問して服薬指導を実施し、後日、電話によるフォローアップを行い、体調確認を行った。
【結果】薬局薬剤師の介入により、患者は円滑にオンライン診療を受けることができた。後日、電話フォローを行い、過剰喀痰の改善が確認され、医療用SNSを通じて多職種へ情報共有した。
本症例では、デジタル機器の操作が困難な独居高齢者に対し、薬局薬剤師が患者の最初の相談窓口として介入することで、オンライン診療導入から症状改善まで一貫して関与することができた。
【考察】独居在宅患者に対する継続的な医療供給体制の確保には、地域に身近な存在である薬局薬剤師が、患者が相談するファーストアクセス先として機能し、オンライン診療導入支援などの医療介入の起点となることが必要であると考えられる。
今回、独居在宅患者に対し、薬局薬剤師が介入してオンライン診療支援を行った事例を報告する。
【症例】高血圧、慢性気管支炎、廃用症候群による体力低下を認める、80歳代男性の独居在宅患者であり、過剰喀痰の訴えで薬局に電話相談があった。臨時訪問診療の必要性があると考え、在宅診療医に相談したが、訪問の調整が困難であったためオンライン診療を実施することになった。患者にその旨を連絡したが、オンライン診療アプリの操作の理解が乏しく、薬局薬剤師が訪問し操作支援することとした。
単なる操作支援ではなく、事前にバイタル測定、服薬状況を医療用SNSで報告し、オンライン診療後、定期処方との相互作用やアドヒアランスに配慮し、臨時追加薬の処方設計を医師と協議・決定した。調剤後に再訪問して服薬指導を実施し、後日、電話によるフォローアップを行い、体調確認を行った。
【結果】薬局薬剤師の介入により、患者は円滑にオンライン診療を受けることができた。後日、電話フォローを行い、過剰喀痰の改善が確認され、医療用SNSを通じて多職種へ情報共有した。
本症例では、デジタル機器の操作が困難な独居高齢者に対し、薬局薬剤師が患者の最初の相談窓口として介入することで、オンライン診療導入から症状改善まで一貫して関与することができた。
【考察】独居在宅患者に対する継続的な医療供給体制の確保には、地域に身近な存在である薬局薬剤師が、患者が相談するファーストアクセス先として機能し、オンライン診療導入支援などの医療介入の起点となることが必要であると考えられる。
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