講演情報
[P-046-A]小児抗菌薬の服薬実態と適正使用に向けた服薬支援に関する調査
竹下 茅咲, 稲生 翔太, 冨田 貴史, 星野 直大, 坂下 友恵, 大石 真優, 森田 理紗, 丸橋 真衣, 谷口 由美, 増田 千穂 (たんぽぽ薬局(株))
【目的】薬剤耐性菌(AMR)対策において抗菌薬の服薬完遂が重要であるが、小児領域では散剤が用いられることが多く服用困難となる場合がある。今回、小児科領域における抗菌薬の服用実態を把握し、薬剤師によるフォローアップが服薬遵守率に与える影響を調査することで、AMR対策に資する抗菌薬の適正使用推進に繋げることを目的とする。
【方法】2025年9月から2026年2月までの期間、たんぽぽ薬局交野店にて抗菌薬が処方され、フォローアップを実施した15歳未満の小児患者を対象とした。服薬開始から2-3日後に1回目のフォローアップを電話にて実施し、残薬数、服薬困難の理由等を聴取した。服用に課題がある場合には、薬剤師より助言を行った。服薬終了後も同様にフォローアップを実施し、最終的な服薬遵守率を確認した。
服薬遵守率は確認時点までに服用すべき理論上の服用回数に対する実際の服用回数の割合と定義した。
【結果】初回フォローアップを実施した27名のうち、残薬数を把握できなかった1名を除く26名を解析対象とした。26名の平均処方日数は6.6日であり、初回フォローアップ時点での平均服薬遵守率は91.9%であった。服薬遵守率が100%未満だった6名では、「味が苦手」が服用困難の最も多い理由であったが、自己判断での服薬中止例はなかった。
その後、2回目フォローアップを完了した21名の平均服薬遵守率は96.8%であった。
また、初回フォローアップで服用できていないことが判明し疑義照会にて服用中止となった事例や、薬剤師の助言後に服薬遵守率が改善した症例も確認された。
【考察】小児における抗菌薬の服薬状況は良好な傾向にあるが、苦みを伴う薬剤等では一部の患児で服薬困難が生じていた。このような症例に対する薬剤師の介入が患児や保護者の負担軽減と服薬完遂に寄与すると考えられる。また、平均処方日数は6.6日と短いことから、服薬遵守率向上には服用初期のフォローアップが重要であると考える。
【方法】2025年9月から2026年2月までの期間、たんぽぽ薬局交野店にて抗菌薬が処方され、フォローアップを実施した15歳未満の小児患者を対象とした。服薬開始から2-3日後に1回目のフォローアップを電話にて実施し、残薬数、服薬困難の理由等を聴取した。服用に課題がある場合には、薬剤師より助言を行った。服薬終了後も同様にフォローアップを実施し、最終的な服薬遵守率を確認した。
服薬遵守率は確認時点までに服用すべき理論上の服用回数に対する実際の服用回数の割合と定義した。
【結果】初回フォローアップを実施した27名のうち、残薬数を把握できなかった1名を除く26名を解析対象とした。26名の平均処方日数は6.6日であり、初回フォローアップ時点での平均服薬遵守率は91.9%であった。服薬遵守率が100%未満だった6名では、「味が苦手」が服用困難の最も多い理由であったが、自己判断での服薬中止例はなかった。
その後、2回目フォローアップを完了した21名の平均服薬遵守率は96.8%であった。
また、初回フォローアップで服用できていないことが判明し疑義照会にて服用中止となった事例や、薬剤師の助言後に服薬遵守率が改善した症例も確認された。
【考察】小児における抗菌薬の服薬状況は良好な傾向にあるが、苦みを伴う薬剤等では一部の患児で服薬困難が生じていた。このような症例に対する薬剤師の介入が患児や保護者の負担軽減と服薬完遂に寄与すると考えられる。また、平均処方日数は6.6日と短いことから、服薬遵守率向上には服用初期のフォローアップが重要であると考える。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
