講演情報
[P-056-B]RMP資材を活用した服薬指導の効果と薬剤師認識の検討
霜崎 亜希子 ((株)アイセイ薬局 高石店)
【目的】
リスク管理計画(RMP)資材は安全性情報提供ツールとして活用されている一方、患者指導における評価や実務上の課題の報告は限られている。本研究ではRMP資材を用いた服薬指導後の患者の理解度、安心感、副作用発現時の対応理解を評価するとともに、薬剤師の認識および課題を明らかにすることを目的とした。
【方法】
2025年12月1日~2026年1月31日にアイセイ薬局高石店、栂・美木多店において、糖尿病薬、神経障害性疼痛治療薬等の重篤副作用への注意喚起を要するRMP対象薬剤の新規処方または用法変更患者を連続登録し、服薬指導直後にアンケートを実施した(n=50、除外:認知機能等による回答困難例)。使用資材は患者向医薬品ガイドおよび企業作成資材で、副作用初期症状と対応行動を含む構成とした。評価は5段階尺度とし、「非常にそう思う」「そう思う」を肯定的回答として集計した。
また、関西エリア勤務の薬剤師50名を対象にアンケート調査(任意回答)を実施し、患者調査と同様に記述統計で解析した。
【結果】
患者調査では肯定的回答は理解92%、安心86%、副作用対応理解80%、継続希望90%、満足度86%であった。
薬剤師調査では有用性および理解向上が各86%、指導しやすさ80%、活用意向78%、事前理解82%であった一方、60%が説明時間増加を課題とした。自由記述では「図が多い資材は説明しやすい」との意見の一方、「情報量が多い」との指摘もみられた。
【考察】
RMP資材を用いた服薬指導直後に高い肯定的評価が得られたことから、患者の理解や安心感を補助する可能性が示唆された。一方、本研究は対照群を設けておらず因果関係を示すものではない。また、資材の情報量や説明負担が課題として示され、要点化や対象患者の選別により実務での活用性向上が期待される。
リスク管理計画(RMP)資材は安全性情報提供ツールとして活用されている一方、患者指導における評価や実務上の課題の報告は限られている。本研究ではRMP資材を用いた服薬指導後の患者の理解度、安心感、副作用発現時の対応理解を評価するとともに、薬剤師の認識および課題を明らかにすることを目的とした。
【方法】
2025年12月1日~2026年1月31日にアイセイ薬局高石店、栂・美木多店において、糖尿病薬、神経障害性疼痛治療薬等の重篤副作用への注意喚起を要するRMP対象薬剤の新規処方または用法変更患者を連続登録し、服薬指導直後にアンケートを実施した(n=50、除外:認知機能等による回答困難例)。使用資材は患者向医薬品ガイドおよび企業作成資材で、副作用初期症状と対応行動を含む構成とした。評価は5段階尺度とし、「非常にそう思う」「そう思う」を肯定的回答として集計した。
また、関西エリア勤務の薬剤師50名を対象にアンケート調査(任意回答)を実施し、患者調査と同様に記述統計で解析した。
【結果】
患者調査では肯定的回答は理解92%、安心86%、副作用対応理解80%、継続希望90%、満足度86%であった。
薬剤師調査では有用性および理解向上が各86%、指導しやすさ80%、活用意向78%、事前理解82%であった一方、60%が説明時間増加を課題とした。自由記述では「図が多い資材は説明しやすい」との意見の一方、「情報量が多い」との指摘もみられた。
【考察】
RMP資材を用いた服薬指導直後に高い肯定的評価が得られたことから、患者の理解や安心感を補助する可能性が示唆された。一方、本研究は対照群を設けておらず因果関係を示すものではない。また、資材の情報量や説明負担が課題として示され、要点化や対象患者の選別により実務での活用性向上が期待される。
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