講演情報
[P-063-C]進行胃がん患者に対し継続的なケアを通じ支援の幅を広げることができた一例
佐藤 綾音, 井上 奏 ((株)共栄堂)
【目的】継続的なテレフォンフォローアップ(TF)による副作用聴取や対処法の指導、医師との情報共有をして、がん治療継続に寄与した症例を報告する。
【患者背景】50代男性。喫煙・飲酒あり。進行胃がんに対し、1次治療として ペムブロリズマブ+SOX療法(21日毎)が開始され2コース目(c)から当薬局でS-1を調剤している。
【介入と経過】2cDay1時、食欲低下から氷菓を摂取していたため、オキサリプラチンによる冷感刺激を説明した結果、患者は点滴後の冷飲食を控えるようになった。痺れで扉の開閉が困難と聴取し、CTCAEv.6(以下同様)末梢性感覚ニューロパチーグレード(Gr)2と評価、服薬情報提供書(TR)にて医師へ報告した結果、3cにミロガバリンが処方追加となり、Day12にはGr1へ改善した。Day12TF時、診断後から気分が落ち込むと聴取、いつでも連絡可能と伝え、うつ病症状Gr1と評価、TRを送付した。4cDay1、中途覚醒時の喫煙を聴取した。口内炎予防のため「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を参考に、禁煙を推奨した。5cDay1、患者聴取より、節煙、冷飲食を控える、温浴をするなど苦痛軽減のためのセルフケアの実践を確認した。5cDay13TF時、3c以降の発疹と掻痒にフェキソフェナジンの効果はあるが、治療前は服用を控える医師の指示を聴取、適正使用ガイド等を参考に、TRにてステロイド外用剤を処方提案した。
【考察】がん患者と向き合うことで、TRや継続的なTFを実践することとなり、患者からの聴取情報やその評価基準、また、根拠を伴う対処法の重要性を知った。また、患者ナラティブを引き出すことで、5c時に患者の治療への姿勢の変化が見られたことから、苦痛を和らげることができたと考える。引き続き、うつ症状、口内炎、掻痒感等のモニタリングや情報提供をし、評価をし、根拠をもって治療を支援していきたい。
【患者背景】50代男性。喫煙・飲酒あり。進行胃がんに対し、1次治療として ペムブロリズマブ+SOX療法(21日毎)が開始され2コース目(c)から当薬局でS-1を調剤している。
【介入と経過】2cDay1時、食欲低下から氷菓を摂取していたため、オキサリプラチンによる冷感刺激を説明した結果、患者は点滴後の冷飲食を控えるようになった。痺れで扉の開閉が困難と聴取し、CTCAEv.6(以下同様)末梢性感覚ニューロパチーグレード(Gr)2と評価、服薬情報提供書(TR)にて医師へ報告した結果、3cにミロガバリンが処方追加となり、Day12にはGr1へ改善した。Day12TF時、診断後から気分が落ち込むと聴取、いつでも連絡可能と伝え、うつ病症状Gr1と評価、TRを送付した。4cDay1、中途覚醒時の喫煙を聴取した。口内炎予防のため「重篤副作用疾患別対応マニュアル」を参考に、禁煙を推奨した。5cDay1、患者聴取より、節煙、冷飲食を控える、温浴をするなど苦痛軽減のためのセルフケアの実践を確認した。5cDay13TF時、3c以降の発疹と掻痒にフェキソフェナジンの効果はあるが、治療前は服用を控える医師の指示を聴取、適正使用ガイド等を参考に、TRにてステロイド外用剤を処方提案した。
【考察】がん患者と向き合うことで、TRや継続的なTFを実践することとなり、患者からの聴取情報やその評価基準、また、根拠を伴う対処法の重要性を知った。また、患者ナラティブを引き出すことで、5c時に患者の治療への姿勢の変化が見られたことから、苦痛を和らげることができたと考える。引き続き、うつ症状、口内炎、掻痒感等のモニタリングや情報提供をし、評価をし、根拠をもって治療を支援していきたい。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
