講演情報

[P-067-A]アミバンタマブとラゼルチニブ併用療法開始の患者にLINE活用お薬手帳を用いて服薬フォローアップを行った1症例

西川 育子, 金城 裕美子, 森田 渚映子, 高井 佳江 (フロンティア薬局本宮店)
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【目的】治療と仕事を両立する患者の増加に伴い、保険薬局も患者の生活様式に合わせた支援が必要である。今回、新薬の化学療法を開始しLINE活用お薬手帳のメッセージ機能を用いたフォローアップ(LINE-FU)と、薬薬連携を行った症例について報告する。
【症例】EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌の50代男性、1次治療でアミバンタマブ(Ami)とラゼルチニブ(Laz)併用療法、2次治療でオシメルチニブが施行された患者。日中は就労しているため、LINE-FUを活用した。
【結果】入院にて1サイクル目を実施、2サイクル目(Day1)より当薬局にてLazを交付した。
Day12LINE-FU時にざ瘡様皮膚炎(Grade2)を確認、保湿剤とステロイド外用薬の使用法を指導、病院へ報告し皮膚科受診につなげた。
Day16低アルブミン血症(Grade2)にてAmiが休薬、Lazのみ継続となった。
Day22LINE-FU時に両脚浮腫の悪化を確認した。アピキサバンを服用中であるが静脈血栓塞栓症の副作用を考慮し、息苦しさ、浮腫部位の疼痛の有無を確認した。症状の出現はなくDay23には浮腫の改善が見られたため経過観察とし、病院へ報告した。
Day72病院で Ami再開時Grade3のInfusion Related Reactionを発症しDay111オシメルチニブに治療が変更になった。
Day155LINE-FU時手足の痺れとふらつきを確認した。脳梗塞等の緊急性を考慮しLINEから電話対応へ切り替え詳細を確認した結果、前治療から継続する症状で増悪は認めなかった。しかし医師へ未報告と聴取、病院へ情報提供し精査を依頼した。Day205神経障害性疼痛でミロガバリンが開始され、Day222には痺れ症状が改善傾向と確認した。
【考察】本症例では、LINE-FUの活用により電話によるフォローアップが難しい患者に対しても適切に支援し、体調や副作用を病院と共有することで連携が行えたと考える。さらに、緊急性がある場合には電話フォローに切り替えたことでより適切な支援につながったと考える。

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