講演情報

[P-092-B]薬局環境に対する社員の意識調査

島 可奈1, 荒木 幸子2, 橋本 旭飛3, 高倉 大空4, 長井 紀章5, 小竹 武6 (1.(株)フロンティア 中四国支店, 2.中部支店, 3.フロンティア薬局 高木町店, 4.西長江店, 5.近畿大学薬学部, 6.神戸薬科大学)
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【目的】近年、薬局に対して、地域連携医療の貢献が強く求められる診療報酬改定がなされ、保険薬局におけるサービスの在り方を見直すことは極めて重要である。そこで、薬局サービス向上の対策・検討の指標として、薬局社員が薬局における接遇や環境などにおいて、どのような意識を有しているかを調査した。
【方法】(株)フロンティアの中部・中四国支店の薬局を対象に社員の基本属性および接遇・環境に対する意識の11項目を5件法でアンケート調査を実施し、総合満足度との関連性を解析した。
【結果】対象社員は191名、女性84.3%、正社員37.2%、薬剤師51.3%、勤務年数は10年以上が最多で37.7%であった。薬局の接遇・環境におけるアンケートで「悪い」と回答があった項目は、「待ち時間」、「プライバシーの配慮」、「入りやすさ」、「居心地」、「清潔さ」、「開局曜日、時間」であった。接遇・環境に対する意識の主成分分析により、主成分1「社員の対応能力に関する内容」、主成分2「薬局環境に関する内容」の2因子に分類された。「良い」の回答が73.7%であった総合的満足度におけるt-検定での主成分平均スコアの比較解析では、主成分スコア1(「良い」:0.821、「良い以外」:-2.350、p<0.001)、主成分スコア2(「良い」:0.044、「良い以外」:-1.478、p=0.333)であり、社員の対応能力による項目が関連していることが示された。
【考察】薬局の総合的な満足度は、社員の対応能力に大きくかかわっていることが示されたことから、社員の挨拶や相談対応等の接遇関連における啓発研修等の強化が重要であることが示唆された。さらに社員の意識により、「悪い」と回答されている概ね薬局環境において、薬局のプライバシーの配慮や居心地の良さ等の改善が、今後の課題として示された。

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