講演情報

[P-100-A]オンライン服薬指導の患者認知度と利活用意向に関する調査

元山 晴菜1, 服部 翔2 (1.(株)フロンティア フロンティア薬局 福島店, 2.大阪支店)
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【目的】オンライン服薬指導は感染リスク低減、医療資源の地域格差縮小、薬局訪問負担軽減など多くのメリットがあるが普及していないのが現状である。そこで本研究では患者のオンライン服薬指導の認知度・利活用意向調査を行うことによって現状を把握・解析し、問題点を抽出することを目的とした。
【方法】2026年2月3日から8日にフロンティア薬局4店舗に来局した患者に対し、オンライン服薬指導の経験の有無、認知度及び利用意向とその関連要因等に関するアンケート調査を実施し、結果についてオンライン服薬指導希望者と対面指導希望者に層別化し解析を行った。
【結果】回答者248名(回答率32%)、平均59.36±21.38歳、オンライン服薬指導利用者は認められず、認知者は53名(21%)であった。オンライン服薬指導希望者は26名(10%)、対面指導希望者は174名(70%)であった(無回答48名)。オンライン希望者は、就労者(P=0.035)、オンライン対応可能な者(P=0.017)、年齢が高い者と比べ若年者(年齢中央値39.0[四分位範囲28.5-55.0]歳)(P<0.001)、3種以上と比べ1-2種服用者(服用薬剤数中央値1.0[四分位範囲1.0-2.0](P=0.027)で有意に高かった。さらにオンライン希望者では「外出不要」(P<0.008)をメリットと捉え多くの項目に有意差を示したが、デメリットでは群内差を認めたものの(P=0.036)補正後は有意ではなかった。一方、対面希望者ではメリットとして「外出不要」(P<0.001)「時間的な柔軟性」(P<0.026)、デメリットでは「薬がすぐ手に入らない」(P<0.003)が相対的に高く複数項目に対し有意差を示した。
【考察】オンライン服薬指導は一定程度認知されているものの現状利用希望者は少なく、認知度が上がれば40歳未満や就労者では希望者が多くなると考えられる。一方、対面希望者においての障壁は薬の即時受取困難であり、普及には認知向上や配送・受取体制の最適化が必要であると示唆された。

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