講演情報
[P-101-B]LINEを活用した服薬フォローアップに対する患者意識調査と対人業務の効率化・質的向上への影響評価
飯田 若葉 ((株)アイセイ薬局 アイセイ薬局 千里丘駅前店)
【目的】近年、調剤後服薬支援において双方向のコミュニケーションが可能なLINE®を活用した服薬フォローアップ(以下、LINE服薬フォロー)が普及しつつある。しかし、患者の認知度や意識、ならびに薬局業務への影響については十分に検証されていない。本研究では、LINE服薬フォローに対する患者意識を調査するとともに、薬局業務の効率化および対人業務の質的向上への影響を検証・考察することを目的とした。
【方法】患者および薬剤師に対するアンケート調査及び、LINE服薬フォロー導入前後約24か月の業務データの比較分析を行った。
アイセイ薬局千里丘駅前店とアイセイハート薬局吹田SST店を利用した患者142名(男性61名、女性81名)及び、アイセイ薬局所属の薬剤師26名にMicrosoft Forms®を用いた無記名アンケート調査を実施した。加えて、LINE服薬フォロー導入前後におけるフォローアップ実施回数、医療機関との連携件数、服薬情報提供料算定数を比較した。
【結果】患者の75%がLINE服薬フォロー機能を知らなかったと回答したが、LINE使用頻度が高い患者ほど利便性の評価が高い傾向がみられた。電話相談を好む患者においても60%がLINE相談は便利だと思うと回答した。LINE服薬フォロー利用経験のある患者での評価は高かった。薬剤師では80%が業務負担の軽減を実感し、50%が電話業務の減少を認識したが、対人業務の質的向上については70%が否定または実感なしと回答した。業務データの比較では、フォローアップ実施回数および医療機関との連携件数は増加したが、服薬情報提供料算定数に変化は認められなかった。
【考察】LINE服薬フォローは、LINEを使用できる患者において比較的広い年齢層で受容される可能性があり、薬局業務の効率化に寄与する可能性が示唆された。一方、認知度の低さや定型文中心の運用が対人業務の質的向上に影響している可能性があり、今後患者への周知および運用方法の工夫が必要である。
【方法】患者および薬剤師に対するアンケート調査及び、LINE服薬フォロー導入前後約24か月の業務データの比較分析を行った。
アイセイ薬局千里丘駅前店とアイセイハート薬局吹田SST店を利用した患者142名(男性61名、女性81名)及び、アイセイ薬局所属の薬剤師26名にMicrosoft Forms®を用いた無記名アンケート調査を実施した。加えて、LINE服薬フォロー導入前後におけるフォローアップ実施回数、医療機関との連携件数、服薬情報提供料算定数を比較した。
【結果】患者の75%がLINE服薬フォロー機能を知らなかったと回答したが、LINE使用頻度が高い患者ほど利便性の評価が高い傾向がみられた。電話相談を好む患者においても60%がLINE相談は便利だと思うと回答した。LINE服薬フォロー利用経験のある患者での評価は高かった。薬剤師では80%が業務負担の軽減を実感し、50%が電話業務の減少を認識したが、対人業務の質的向上については70%が否定または実感なしと回答した。業務データの比較では、フォローアップ実施回数および医療機関との連携件数は増加したが、服薬情報提供料算定数に変化は認められなかった。
【考察】LINE服薬フォローは、LINEを使用できる患者において比較的広い年齢層で受容される可能性があり、薬局業務の効率化に寄与する可能性が示唆された。一方、認知度の低さや定型文中心の運用が対人業務の質的向上に影響している可能性があり、今後患者への周知および運用方法の工夫が必要である。
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