講演情報
[P-104-B]調剤薬局におけるセルフ受付導入後の患者受容性に関する意識調査
深井 光里1, 井上 高志2 (1.(株)アイセイ薬局 国分寺店, 2.西東京支店)
【目的】調剤薬局では、業務効率化および対人業務への注力を目的として受付業務のデジタル化が進められているが、セルフ受付導入後の患者評価に関する報告は限定的である。本研究は、セルフ受付利用患者を対象に、操作体験に対する満足度および従来受付との比較による受容性を定量的・定性的に評価し、薬局DX推進に向けた課題を明らかにすることを目的とした。
【方法】2026年1月から2月にアイセイ薬局国分寺店において、セルフ受付と従来の対人受付の両方を経験した20歳以上の患者を対象に、無記名自記式アンケート調査を実施した。満足度は、画面の見やすさ、操作手順の分かりやすさ、受付時間の適切さを5段階で評価した平均値と定義した。受容性は、セルフ受付と従来受付の評価差により「セルフ優位」「同等」「従来優位」に分類した。年齢階層別集計および自由記述の内容分析を行った。
【結果】有効回答は101件であった。満足度は年齢階層により差が認められ、20代では平均3.3前後、40代では3.2前後と比較的高値を示した一方、60代では平均2.4と低値であった。受容性の分類では、「同等」が73件(72.3%)と最多であり、「セルフ優位」は13件(12.9%)、「従来優位」は15件(14.9%)であった。自由記述では「慣れれば楽」「声を出さずに受付できる」といった利便性評価が多くみられた一方、「操作が難しい」「体調不良時や相談時に不便」などの状況依存の課題も抽出された。
【考察】セルフ受付は多くの患者において従来受付と同等に受容されているが、満足度および受容性は年齢や利用状況により異なる。特に高齢者や体調不良時には人的支援を併用した運用が重要であり、操作手順や受付工程の改善を含めた柔軟な設計が、今後の薬局DX推進において求められる。
【方法】2026年1月から2月にアイセイ薬局国分寺店において、セルフ受付と従来の対人受付の両方を経験した20歳以上の患者を対象に、無記名自記式アンケート調査を実施した。満足度は、画面の見やすさ、操作手順の分かりやすさ、受付時間の適切さを5段階で評価した平均値と定義した。受容性は、セルフ受付と従来受付の評価差により「セルフ優位」「同等」「従来優位」に分類した。年齢階層別集計および自由記述の内容分析を行った。
【結果】有効回答は101件であった。満足度は年齢階層により差が認められ、20代では平均3.3前後、40代では3.2前後と比較的高値を示した一方、60代では平均2.4と低値であった。受容性の分類では、「同等」が73件(72.3%)と最多であり、「セルフ優位」は13件(12.9%)、「従来優位」は15件(14.9%)であった。自由記述では「慣れれば楽」「声を出さずに受付できる」といった利便性評価が多くみられた一方、「操作が難しい」「体調不良時や相談時に不便」などの状況依存の課題も抽出された。
【考察】セルフ受付は多くの患者において従来受付と同等に受容されているが、満足度および受容性は年齢や利用状況により異なる。特に高齢者や体調不良時には人的支援を併用した運用が重要であり、操作手順や受付工程の改善を含めた柔軟な設計が、今後の薬局DX推進において求められる。
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