講演情報
[P-121-A]NSAIDs起因性トリプルワーミー処方の継続期間の分布解析及び解消タイプの実態把握
町屋敷 修平1, 高橋 慶2, 小松原 聖史3, 丸田 勇樹4,6, 島 優馬4, 中西 正人5 (1.(株)フロンティア フロンティア薬局前沢店, 2.春日部庄和店, 3.原町店, 4.日立店, 5.国富店, 6.国際医療福祉大学大学院薬学研究科)
【目的】RAS阻害薬、利尿薬、NSAIDsの3 剤併用のトリプルワーミー(TW)は、急性腎障害のリスクにとどまらず長期化により慢性的な腎機能低下を招く恐れがある。しかし、実臨床でTWの継続期間や解消タイプに関する報告は少ない。本研究は、NSAIDsを起因とするTW成立から解消に要した期間の分布と解消タイプの実態を把握する。
【方法】(株)フロンティアの5 薬局で登録されたAKI防止活動報告を対象に後方解析を行い、TW成立例の203 件のうち、RAS阻害薬と利尿薬併用中にNSAIDs(外用を除く)が追加処方された136 件(成立期間:2023 /11 / 21 ~2026 /3 /31 )を解析対象とした。NSAIDsの終了日が確認できた症例を「TW解消」とし、解消タイプ(処方中止、代替、短縮・頓用化、外用化、不明)を分類し整理した。終了日未記載の症例は継続中(報告最終更新日で右打ち切り)として扱い、Kaplan-Meier法を用いてTW成立後14 、30 、90 日におけるTW解消確率を推定した。本研究は茨城県薬剤師会倫理審査委員会の承認を得て実施した。
【結果】TW解消の112 例における解消期間は、14 日以内69 例、15 から30 日9 例、31 から90 日7 例、91 日超17 例、不明は10 例であり、期間算出が可能であった102 例の中央値は7 日であった。KM推定による解消確率は14 日:55.2 %、30 日:62.4 %、90 日:68 %となった。解消タイプは処方中止4 例、代替13 例、短縮・頓用化67 例、外用化1 例、不明27 例であり、短縮・頓用化が最多であった。
【考察】NSAIDs起因性TWの継続期間分布では14 日以内の早期解消群と30 日以上の長期継続群の二層に大別されることが示された。この特徴は急性症状の短期NSAIDs処方と慢性症状の長期NSAIDs処方が反映したと考えられる。TWの解消タイプは中止だけでなく、短縮・頓用化や代替薬への変更で達成されていた。本研究はNSAIDs起因性TW処方への介入時期や介入方法を検討する際の基礎資料となることが期待される。
【方法】(株)フロンティアの5 薬局で登録されたAKI防止活動報告を対象に後方解析を行い、TW成立例の203 件のうち、RAS阻害薬と利尿薬併用中にNSAIDs(外用を除く)が追加処方された136 件(成立期間:2023 /11 / 21 ~2026 /3 /31 )を解析対象とした。NSAIDsの終了日が確認できた症例を「TW解消」とし、解消タイプ(処方中止、代替、短縮・頓用化、外用化、不明)を分類し整理した。終了日未記載の症例は継続中(報告最終更新日で右打ち切り)として扱い、Kaplan-Meier法を用いてTW成立後14 、30 、90 日におけるTW解消確率を推定した。本研究は茨城県薬剤師会倫理審査委員会の承認を得て実施した。
【結果】TW解消の112 例における解消期間は、14 日以内69 例、15 から30 日9 例、31 から90 日7 例、91 日超17 例、不明は10 例であり、期間算出が可能であった102 例の中央値は7 日であった。KM推定による解消確率は14 日:55.2 %、30 日:62.4 %、90 日:68 %となった。解消タイプは処方中止4 例、代替13 例、短縮・頓用化67 例、外用化1 例、不明27 例であり、短縮・頓用化が最多であった。
【考察】NSAIDs起因性TWの継続期間分布では14 日以内の早期解消群と30 日以上の長期継続群の二層に大別されることが示された。この特徴は急性症状の短期NSAIDs処方と慢性症状の長期NSAIDs処方が反映したと考えられる。TWの解消タイプは中止だけでなく、短縮・頓用化や代替薬への変更で達成されていた。本研究はNSAIDs起因性TW処方への介入時期や介入方法を検討する際の基礎資料となることが期待される。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン
