講演情報
[P-137-B]地域包括ケアにおける薬剤師とケアマネジャーの連携強化に向けた情報提供の検討
須藤 和希1, 吉田 諒平1, 森島 太郎2, 菊地 貞三3, 菅原 淳4 (1.(株)なの花北海道 なの花薬局室蘭中央店, 2.母恋店, 3.とんけし店, 4.道南エリア事業部)
【目的】地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割の一つとしてケアマネジャー(以下ケアマネ)への情報提供が挙げられる。しかし、その情報が実際に利用者ケアに活用されているかは明らかではない。本研究では、医療介護連携・利用者ケアの向上のため、ケアマネが必要としている情報を明らかにすることを目的とした。
【方法】2026年1月5日-23日に、なの花薬局室蘭中央店で情報提供書の送付実績のある事業所のケアマネに匿名アンケート調査を実施した。調査項目は、1:薬剤師からの情報提供経験の有無、2:情報提供の活用の有無、3:ケアマネが必要と考える情報内容(臨床経験上必要と考えた情報12項目)とした。主要評価項目は3:ケアマネが必要と考える情報内容とし、5段階Likert尺度(1:必要ではない-5:必要である)を用いて評価した。解析は単純集計を用い、情報提供の活用群と非活用群の2群間の差についてWilcoxonの順位和検定を用いた。
【結果】ケアマネ136人中118人(回収率:86.8%)から回答を得た。情報提供を受けたことがある106人(89.8%)のうち89人(84.0%)が提供された情報を活用できており、17人(16.0%)が活用できていないと回答。5段階Likert尺度で5:必要である及び、4:やや必要であるとの回答は、残薬状況が113人(95.7%)と最も多く、次いで処方変更の要点が111人(94.1%)、副作用の注意点が110人(93.2%)であった。一方で、利用者の不満・訴えが90人(76.3%)で最も少なかった。活用群と非活用群の2群間において12項目全ての中央値は5であり、統計的な差は認められなかった。
【考察】本研究において、提供情報の活用の有無に関わらず薬物療法の適正化に資する情報提供の必要性が示唆された。また、いずれの項目も高い必要性が示されたことから、本研究で扱った調査項目は利用者ケア向上に寄与する可能性があると考えられる。
【方法】2026年1月5日-23日に、なの花薬局室蘭中央店で情報提供書の送付実績のある事業所のケアマネに匿名アンケート調査を実施した。調査項目は、1:薬剤師からの情報提供経験の有無、2:情報提供の活用の有無、3:ケアマネが必要と考える情報内容(臨床経験上必要と考えた情報12項目)とした。主要評価項目は3:ケアマネが必要と考える情報内容とし、5段階Likert尺度(1:必要ではない-5:必要である)を用いて評価した。解析は単純集計を用い、情報提供の活用群と非活用群の2群間の差についてWilcoxonの順位和検定を用いた。
【結果】ケアマネ136人中118人(回収率:86.8%)から回答を得た。情報提供を受けたことがある106人(89.8%)のうち89人(84.0%)が提供された情報を活用できており、17人(16.0%)が活用できていないと回答。5段階Likert尺度で5:必要である及び、4:やや必要であるとの回答は、残薬状況が113人(95.7%)と最も多く、次いで処方変更の要点が111人(94.1%)、副作用の注意点が110人(93.2%)であった。一方で、利用者の不満・訴えが90人(76.3%)で最も少なかった。活用群と非活用群の2群間において12項目全ての中央値は5であり、統計的な差は認められなかった。
【考察】本研究において、提供情報の活用の有無に関わらず薬物療法の適正化に資する情報提供の必要性が示唆された。また、いずれの項目も高い必要性が示されたことから、本研究で扱った調査項目は利用者ケア向上に寄与する可能性があると考えられる。
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