講演情報
[P-147-C]レボドパ等価換算量(LEDD)を用いてドパミン作動性副作用を予防したパーキンソン病の1例
大西 健斗 (ストーン・フィールド(株) サン薬局 放出店)
【目的】エンタカポン錠100mgからオピカポン錠25mgへの変更に伴い、レボドパ換算量が増加し、ドパミン作動性副作用の発現リスクが高まる可能性がある。LEDD(レボドパ等価換算量:Levodopa Equivalent Daily Dose)を用いてレボドパ100mg・カルビドパ配合錠の用量調整を行い、ドパミン作動性副作用を予防した1例を報告する。
【症例】90 代 男性。パーキンソン病患者。レボドパ100mg・カルビドパ配合錠を6錠分4毎食後・7時(朝2錠,昼2錠,夕1錠,7時1錠)、サフィナミドメシル酸塩錠50mgを1錠分1昼食後、エンタカポン錠100mg を3錠分3毎食後で服用していた。往診時に患者より朝の動きにくさと肋骨付近の痛みの訴えがあった。朝のウェアリング・オフを解消するため、エンタカポン錠100mgから24時間効果が持続するオピカポン錠25mgへ変更となった。オピカポン錠25mgはエンタカポン錠100mg と比較してレボドパ製剤の換算比率が高い為、 LEDDを用いてレボドパ100mg・カルビドパ配合錠の用量調整を検討した。
【結果】エンタカポン錠100mgからオピカポン錠25mgへの変更に伴い、LEDDの計算結果を踏まえ、朝食後のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠を2錠から1錠へと減量した。変更1ヶ月後の往診時には朝の動きにくさは改善し、肋骨付近の痛みの訴えも消失した。
【考察】本症例では、7時服用のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠と朝食後投与分の作用時間が近接することから、ジスキネジアなどのドパミン作動性副作用発現リスクの増加が懸念された。そのため、LEDDを用いて、レボドパ換算量を評価し、朝食後のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠を減量した。レボドパ製剤以外の薬剤変更時にもLEDDを用いて換算量を考慮することで、ドパミン作動性副作用の防止に努めることができ、安全かつ効果的な薬物治療につながる可能性が示唆された。
【症例】90 代 男性。パーキンソン病患者。レボドパ100mg・カルビドパ配合錠を6錠分4毎食後・7時(朝2錠,昼2錠,夕1錠,7時1錠)、サフィナミドメシル酸塩錠50mgを1錠分1昼食後、エンタカポン錠100mg を3錠分3毎食後で服用していた。往診時に患者より朝の動きにくさと肋骨付近の痛みの訴えがあった。朝のウェアリング・オフを解消するため、エンタカポン錠100mgから24時間効果が持続するオピカポン錠25mgへ変更となった。オピカポン錠25mgはエンタカポン錠100mg と比較してレボドパ製剤の換算比率が高い為、 LEDDを用いてレボドパ100mg・カルビドパ配合錠の用量調整を検討した。
【結果】エンタカポン錠100mgからオピカポン錠25mgへの変更に伴い、LEDDの計算結果を踏まえ、朝食後のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠を2錠から1錠へと減量した。変更1ヶ月後の往診時には朝の動きにくさは改善し、肋骨付近の痛みの訴えも消失した。
【考察】本症例では、7時服用のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠と朝食後投与分の作用時間が近接することから、ジスキネジアなどのドパミン作動性副作用発現リスクの増加が懸念された。そのため、LEDDを用いて、レボドパ換算量を評価し、朝食後のレボドパ100mg・カルビドパ配合錠を減量した。レボドパ製剤以外の薬剤変更時にもLEDDを用いて換算量を考慮することで、ドパミン作動性副作用の防止に努めることができ、安全かつ効果的な薬物治療につながる可能性が示唆された。
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