講演情報
[P-148-A]脳梗塞後認知機能障害患者に対し服薬支援ロボットを通じた多職種連携を行い服薬アドヒアランスが改善した一例
笹川 莉奈 ((株)共栄堂 共栄堂薬局とやの店)
【目的】服薬アドヒアランス確保に苦慮していた患者について、服薬支援ロボットを用いた多職種連携により状況を改善できた一例を報告する。
【患者背景】60代独居の男性。頻脈性心房細動及び本態性高血圧症である。多発性脳梗塞の後遺症により見当識障害、短期記憶障害を有する。ニフェジピン40mg、オルメサルタン40mg、ドキサゾシン6mg、カルベジロール5mg等が処方されている。往診はなく、2か月に1-2回受診時し血圧管理を受けている。その他訪問看護時に血圧測定されている。保険薬局の利用開始を機に担当ケアマネージャー(CM)から想定より早く薬が無くなり少なくとも半年間に渡る誤服用があるという相談を受けた。主治医へ情報提供し、薬剤師による居宅療養管理指導が開始された。
【事例の概要】医師、CMらと協議の上、毎日服薬確認が行えるよう薬剤師の週一回を含め、訪問看護、訪問介護と共に毎日いずれかの職種が訪問する体制が築かれた。この時、必要以上に服薬することができないよう、服薬支援ロボットの導入を提案し採用された。この機器は、最大28回分の薬剤を格納し、指定日時(光と音の通知あり)に患者は1回服用分のみ手に取ることができ、履歴が残る。薬剤師が一包化薬を毎週セットする運用とし、アラート表示の際は薬局へ連絡し薬剤師が対応することを取り決めた。この結果、多職種により履歴と空包の確認が可能となり、患者が処方通り服薬できるようになったことが情報共有された。
【結果及び考察】「今が何時か」「服薬したか」の認識が困難な患者に対し、定時に動く機能により時間認識、短期記憶をうまく補完できたと考える。機械をきっかけに、服薬履歴共有、アラート対応の取り決めという多職種連携が構築された。これを契機に協議を重ね、血圧ノートを機器付近に置き、他職種で参照するなど、共有できる情報を増やし、きめ細やかに患者を支えていきたい。
【患者背景】60代独居の男性。頻脈性心房細動及び本態性高血圧症である。多発性脳梗塞の後遺症により見当識障害、短期記憶障害を有する。ニフェジピン40mg、オルメサルタン40mg、ドキサゾシン6mg、カルベジロール5mg等が処方されている。往診はなく、2か月に1-2回受診時し血圧管理を受けている。その他訪問看護時に血圧測定されている。保険薬局の利用開始を機に担当ケアマネージャー(CM)から想定より早く薬が無くなり少なくとも半年間に渡る誤服用があるという相談を受けた。主治医へ情報提供し、薬剤師による居宅療養管理指導が開始された。
【事例の概要】医師、CMらと協議の上、毎日服薬確認が行えるよう薬剤師の週一回を含め、訪問看護、訪問介護と共に毎日いずれかの職種が訪問する体制が築かれた。この時、必要以上に服薬することができないよう、服薬支援ロボットの導入を提案し採用された。この機器は、最大28回分の薬剤を格納し、指定日時(光と音の通知あり)に患者は1回服用分のみ手に取ることができ、履歴が残る。薬剤師が一包化薬を毎週セットする運用とし、アラート表示の際は薬局へ連絡し薬剤師が対応することを取り決めた。この結果、多職種により履歴と空包の確認が可能となり、患者が処方通り服薬できるようになったことが情報共有された。
【結果及び考察】「今が何時か」「服薬したか」の認識が困難な患者に対し、定時に動く機能により時間認識、短期記憶をうまく補完できたと考える。機械をきっかけに、服薬履歴共有、アラート対応の取り決めという多職種連携が構築された。これを契機に協議を重ね、血圧ノートを機器付近に置き、他職種で参照するなど、共有できる情報を増やし、きめ細やかに患者を支えていきたい。
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