講演情報
[P-151-A]老々介護下の認知症患者へ居宅訪問時の気づきから多職種連携と服薬支援を行った一事例
小平 朱那1, 井上 奏2 (1.(株)共栄堂 共栄堂薬局NEXT店, 2.ホーム調剤薬局)
【目的】認知症患者に対し、居宅訪問時の気づきと多職種連携から、アドヒアランス改善につなげることができた一例を報告する。
【患者背景】アルツハイマー型認知症、高血圧症の80代女性で要介護度1。80代の夫と二人暮らし。急速な認知機能低下により服薬管理が悪化、血圧186/108mmHgを記録した。朝食後のアジルサルタン・アムロジピン配合錠、朝夕食後のガランタミン錠、就寝直前のエスゾピクロン錠等を一包化調剤しており、X年Y月より訪問が開始された。
【薬剤師の対応と経過】服薬状況を把握するため服用後の空包の保管を依頼した。再訪時には薬が入った朝食後の包が複数残り、朝食後服薬が不確実と判断、就寝直前への集約提案の結果、採択された。以降残薬は無くなり、血圧は基準値内となった。その後家庭血圧が収縮期140mmHg等再上昇を認めた。高血圧治療ガイドラインを参照し薬剤の検討が必要と判断、情報提供の結果、降圧薬が変更され、血圧は基準値内となった。訪問開始時、ケアマネージャー(CM)の介入が無く、介護負担が大きいと夫から聴取、地域包括支援センター(包括)へ紹介した結果、担当CMが決まり、リハビリテーションを含む介護サービスが導入された。10か月後に利き腕挙上が可能となり洗髪し易くなる等身体機能が改善し、夫の負担も軽減された。X年Y+3月に飲酒を確認、転倒リスク等を考慮し、節酒を推奨し続けた結果、半年後ノンアルコール飲料への切替えに至った。X年Y+4月に下肢掻痒があることを聴取、その後症状悪化を認めたため、訪問毎に皮膚科受診を勧奨し、CMと医師へ報告、多職種連携を図った。多方からの受診勧奨もあり、受診へ至り、症状が改善した。
【考察】訪問時の気づきにより薬局窓口では把握しにくい問題を確認できた。これらにつき、包括や医師・CMとの連携が功を奏し、家族を含めたQOL改善や、患者の安全・安心の向上に寄与できたと考える。
【患者背景】アルツハイマー型認知症、高血圧症の80代女性で要介護度1。80代の夫と二人暮らし。急速な認知機能低下により服薬管理が悪化、血圧186/108mmHgを記録した。朝食後のアジルサルタン・アムロジピン配合錠、朝夕食後のガランタミン錠、就寝直前のエスゾピクロン錠等を一包化調剤しており、X年Y月より訪問が開始された。
【薬剤師の対応と経過】服薬状況を把握するため服用後の空包の保管を依頼した。再訪時には薬が入った朝食後の包が複数残り、朝食後服薬が不確実と判断、就寝直前への集約提案の結果、採択された。以降残薬は無くなり、血圧は基準値内となった。その後家庭血圧が収縮期140mmHg等再上昇を認めた。高血圧治療ガイドラインを参照し薬剤の検討が必要と判断、情報提供の結果、降圧薬が変更され、血圧は基準値内となった。訪問開始時、ケアマネージャー(CM)の介入が無く、介護負担が大きいと夫から聴取、地域包括支援センター(包括)へ紹介した結果、担当CMが決まり、リハビリテーションを含む介護サービスが導入された。10か月後に利き腕挙上が可能となり洗髪し易くなる等身体機能が改善し、夫の負担も軽減された。X年Y+3月に飲酒を確認、転倒リスク等を考慮し、節酒を推奨し続けた結果、半年後ノンアルコール飲料への切替えに至った。X年Y+4月に下肢掻痒があることを聴取、その後症状悪化を認めたため、訪問毎に皮膚科受診を勧奨し、CMと医師へ報告、多職種連携を図った。多方からの受診勧奨もあり、受診へ至り、症状が改善した。
【考察】訪問時の気づきにより薬局窓口では把握しにくい問題を確認できた。これらにつき、包括や医師・CMとの連携が功を奏し、家族を含めたQOL改善や、患者の安全・安心の向上に寄与できたと考える。
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