講演情報
[SY2-1]薬剤師のままでは出会えなかった人々 ―SPHがつないだ学びとキャリア―
鈴木 渉太 (奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 学内講師)
私は6年制薬学部卒業後、薬剤師レジデントおよび病院薬剤師として勤務する中で、公衆衛生大学院 (School of Public Health: SPH) への進学を決意した。自ら臨床研究に取り組みたいという思いに加え、患者一人ひとりだけでなく集団レベルで健康課題を捉える疫学や公衆衛生学に強い関心を持ったことがきっかけであった。
当時は大学病院薬剤部への就職自体が狭き門であり、その職を離れて大学院へ進学することを不思議がられることもあった。しかし、自分の可能性を広げたいという思いに迷いはなかった。
本シンポジウムに登壇する演者は、いずれもSPHでの学びを通じて出会った気の知れたメンバーである。現在はそれぞれ異なる立場や分野で活躍しているが、薬学の枠を越えて多様な価値観や専門性に触れた経験が、その後のキャリア形成に大きな影響を与えている点は共通している。
6年制教育によって薬剤師教育の標準化は進んだ一方で、卒業後にどのような専門性や独自性を身につけるかは各自に委ねられている。薬学研究科 博士課程への進学だけでなく、SPHという選択肢は、疫学、医療政策、ヘルスサービスリサーチ、健康格差などを学びながら、多職種との交流を通じて新たな視点を獲得できる貴重な機会となり得る。
本講演では、異なるSPHで学んだ演者の経験を通して、薬剤師にとってのSPHの魅力や可能性について参加者の皆様と考える機会としたい。
【略歴】
2012年 神戸大学・神戸薬科大学 薬剤師レジデント
2014年 神戸大学医学部附属病院 薬剤師
2016年 京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 専門職学位課程
& 保険薬局@京都市内 薬剤師
2018年 奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 助教
2023年 和歌山県立医科大学 薬学部 社会・薬局薬学研究室 助教
2026年 奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 学内講師
当時は大学病院薬剤部への就職自体が狭き門であり、その職を離れて大学院へ進学することを不思議がられることもあった。しかし、自分の可能性を広げたいという思いに迷いはなかった。
本シンポジウムに登壇する演者は、いずれもSPHでの学びを通じて出会った気の知れたメンバーである。現在はそれぞれ異なる立場や分野で活躍しているが、薬学の枠を越えて多様な価値観や専門性に触れた経験が、その後のキャリア形成に大きな影響を与えている点は共通している。
6年制教育によって薬剤師教育の標準化は進んだ一方で、卒業後にどのような専門性や独自性を身につけるかは各自に委ねられている。薬学研究科 博士課程への進学だけでなく、SPHという選択肢は、疫学、医療政策、ヘルスサービスリサーチ、健康格差などを学びながら、多職種との交流を通じて新たな視点を獲得できる貴重な機会となり得る。
本講演では、異なるSPHで学んだ演者の経験を通して、薬剤師にとってのSPHの魅力や可能性について参加者の皆様と考える機会としたい。
【略歴】
2012年 神戸大学・神戸薬科大学 薬剤師レジデント
2014年 神戸大学医学部附属病院 薬剤師
2016年 京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系専攻 専門職学位課程
& 保険薬局@京都市内 薬剤師
2018年 奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 助教
2023年 和歌山県立医科大学 薬学部 社会・薬局薬学研究室 助教
2026年 奈良県立医科大学附属病院 臨床研究センター 学内講師
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