講演情報
[14-O-P207-02]外国人職員が参画する職場つくりピトグラムの活用
*リュ ティ ニュ1、坂本 恵理1、黒川 伸1、上原 千賀1、久野 望1、湊 健太郎1 (1. 大分県 老人保健施設 六和会センテナリアン)
少子高齢化による介護従事者不足に対処するため、外国人人材とともに職場環境改善を行い働きやすい職場環境作りを行った。
【はじめに】
少子高齢化で人口減少が進む日本において、介護需要が急増し、2040年には全国で57万人、大分県でも約6700人の介護従事者が不足すると予想されています。この問題に対処するために、介護職員の処遇改善、ICT、DXなどの労働環境改善、介護助手の活用、外国人人材の雇用などが行われています。当施設では、2022年にベトナム人2名2023年にインドネシア人2名の外国人人材を雇用し、誰もが働きやすい職場作りをはじめましたのでご報告致します。
【目的】
誰もが働きやすい職場つくり
【方法】
1.外国人職員への教育外国人人材を指導するチームの立ち上げ、目標を設定しました
●1年目JLPT N3合格、夜勤従事
●2年目JLPT N2合格
●3年後介護福祉士受験
・介護業務、作業内容を、すぐにできる仕事と指導員のOJTによる指導が必要な仕事に分けました。入職時研修では言語のサポートを中心に行いました。初めは外国人職員が十分理解できるよう教育研修資料にふりがなをふり、一部翻訳し指導しました。
・外国人職員の文化的背景など理解しそれに配慮した環境を整備しました。
2.外国人職員からみた職場改善・非言語、ピトグラムを用いた職場環境作りに参画しました。
【結果】
外国人人材雇用で始まった教育・職場環境の再構築でしたが、外国人職員からみた職場改善では、ピクトグラムや写真の活用を通じ職場改善することで、利用者や外国人職員の理解を深めることができました。特に、災害時には福祉避難所の役目を果たせるよう言語の壁を乗り越え、効果的なコミュニケーションを確保することができました。また、外国人職員の研修プログラムが誰にでもわかる指導方法や工夫により、外国人職員がより効果的に業務に取り組むことができるようになりました。さらに、この取り組みは新入職員や介護助手の教育にも生かし、職場全体がより働きやすい環境にすることができました。
【考察】
今回の取り組みの中でもピトグラムや写真を活用することで視覚的な情報は言語の壁を超えて理解を促進するツールとして非常に有効です。今後も日本人、外国人、高齢者などの分け隔てなく誰もが職場作りに参画することが重要と思います。
少子高齢化で人口減少が進む日本において、介護需要が急増し、2040年には全国で57万人、大分県でも約6700人の介護従事者が不足すると予想されています。この問題に対処するために、介護職員の処遇改善、ICT、DXなどの労働環境改善、介護助手の活用、外国人人材の雇用などが行われています。当施設では、2022年にベトナム人2名2023年にインドネシア人2名の外国人人材を雇用し、誰もが働きやすい職場作りをはじめましたのでご報告致します。
【目的】
誰もが働きやすい職場つくり
【方法】
1.外国人職員への教育外国人人材を指導するチームの立ち上げ、目標を設定しました
●1年目JLPT N3合格、夜勤従事
●2年目JLPT N2合格
●3年後介護福祉士受験
・介護業務、作業内容を、すぐにできる仕事と指導員のOJTによる指導が必要な仕事に分けました。入職時研修では言語のサポートを中心に行いました。初めは外国人職員が十分理解できるよう教育研修資料にふりがなをふり、一部翻訳し指導しました。
・外国人職員の文化的背景など理解しそれに配慮した環境を整備しました。
2.外国人職員からみた職場改善・非言語、ピトグラムを用いた職場環境作りに参画しました。
【結果】
外国人人材雇用で始まった教育・職場環境の再構築でしたが、外国人職員からみた職場改善では、ピクトグラムや写真の活用を通じ職場改善することで、利用者や外国人職員の理解を深めることができました。特に、災害時には福祉避難所の役目を果たせるよう言語の壁を乗り越え、効果的なコミュニケーションを確保することができました。また、外国人職員の研修プログラムが誰にでもわかる指導方法や工夫により、外国人職員がより効果的に業務に取り組むことができるようになりました。さらに、この取り組みは新入職員や介護助手の教育にも生かし、職場全体がより働きやすい環境にすることができました。
【考察】
今回の取り組みの中でもピトグラムや写真を活用することで視覚的な情報は言語の壁を超えて理解を促進するツールとして非常に有効です。今後も日本人、外国人、高齢者などの分け隔てなく誰もが職場作りに参画することが重要と思います。