講演情報
[15-O-F003-06]一歩から始まる多世代共生の地域づくり:可能性の挑戦小さな交流から生まれる革新的な地域貢献のアイデア
*細川 聖光1、西井 健太1、小角 祥太1、山本 佳子3、山田 純大2、宇田 靖1 (1. 三重県 ふたみ介護老人保健シルバーケア豊壽園、2. 社会福祉法人 洗心福祉会、3. いせの杜保育園)
地域貢献と活性化を目指した活動(杜のテラスプロジェクト)を実施した。伊勢市大世古地区の住民を対象に、園児と高齢者の交流会、コーヒー提供、栄養に関する講話、季節の行事を開催し、子どもから高齢者までの多世代間の交流を促進した。各イベントには20~25人が参加し、地域社会との繋がりを強化した。介護老人保健の機能を活用し、多様な世代間の交流と介護予防を推進した。今後もイベントの継続と改善を図る予定である。
一歩から始まる多世代共生の地域づくり ~新たな可能性への挑戦~
小さな交流から生まれる革新的な地域貢献のアイデア
細川 聖光1),西井 健太1),小角 祥太2),山本 佳子3),山田 純大2),宇田 靖1)
1)ふたみ介護老人保健施設シルバーケア豊壽園
2)社会福祉法人 洗心福祉会
3)いせの杜保育園
【目的】
我々の所属する社会福祉法人洗心福祉会(以下、当法人)の特徴として保育事業と高齢者事業を兼ねていることが挙げられます。この度、子どもから大人までといった世代間の多様性を核に据え、地域社会の貢献と活性化を目指した活動(以下、杜のテラスプロジェクト)を実施しました。杜のテラスプロジェクトは現在進行中であるため、その経過報告行います。
【方法】
令和6年4月から伊勢市大世古地区(世帯数566,総人口1110人)の住民を対象に、当法人が所有する保育園の一室を用いて月ごとにイベントを開催しました。開催内容は、園児と高齢者の交流会、地域商店で販売されている豆を使ったコーヒーの提供、管理栄養士による栄養の講話、七夕の笹飾りといった季節の行事などです。今後の計画としては、看護師による認知症についての講話、理学療法士による園児と高齢者向けのリトミックの開催などが含まれています。介護老人保健施設の持つ専門的な機能を活用し、園児と高齢者という幅広いターゲットに受け入れられる地域交流を目指しました。
【成績】
4月の園児と高齢者の交流会には25人、5月の管理栄養士による講話には20人、6月の笹飾りには24人の参加者が来園しました。各回とも、地域住人の営業する店から仕入れた豆を使ったコーヒーの提供も行い、地域社会から当法人の存在を受容してもらいやすくすることに成功しました。介護老人保健施設の医療や介護といった機能を地域社会に開放し、介護予防事業の一端を担いながら、多様な世代同士の交流を図ることができました。
【結論】
杜のテラスプロジェクトを通じて、子どもから高齢者まで多様な世代に受け入れられる交流機会を提供することができました。今後のイベントについても、ブラッシュアップを重ねつつ継続していく予定です。
小さな交流から生まれる革新的な地域貢献のアイデア
細川 聖光1),西井 健太1),小角 祥太2),山本 佳子3),山田 純大2),宇田 靖1)
1)ふたみ介護老人保健施設シルバーケア豊壽園
2)社会福祉法人 洗心福祉会
3)いせの杜保育園
【目的】
我々の所属する社会福祉法人洗心福祉会(以下、当法人)の特徴として保育事業と高齢者事業を兼ねていることが挙げられます。この度、子どもから大人までといった世代間の多様性を核に据え、地域社会の貢献と活性化を目指した活動(以下、杜のテラスプロジェクト)を実施しました。杜のテラスプロジェクトは現在進行中であるため、その経過報告行います。
【方法】
令和6年4月から伊勢市大世古地区(世帯数566,総人口1110人)の住民を対象に、当法人が所有する保育園の一室を用いて月ごとにイベントを開催しました。開催内容は、園児と高齢者の交流会、地域商店で販売されている豆を使ったコーヒーの提供、管理栄養士による栄養の講話、七夕の笹飾りといった季節の行事などです。今後の計画としては、看護師による認知症についての講話、理学療法士による園児と高齢者向けのリトミックの開催などが含まれています。介護老人保健施設の持つ専門的な機能を活用し、園児と高齢者という幅広いターゲットに受け入れられる地域交流を目指しました。
【成績】
4月の園児と高齢者の交流会には25人、5月の管理栄養士による講話には20人、6月の笹飾りには24人の参加者が来園しました。各回とも、地域住人の営業する店から仕入れた豆を使ったコーヒーの提供も行い、地域社会から当法人の存在を受容してもらいやすくすることに成功しました。介護老人保健施設の医療や介護といった機能を地域社会に開放し、介護予防事業の一端を担いながら、多様な世代同士の交流を図ることができました。
【結論】
杜のテラスプロジェクトを通じて、子どもから高齢者まで多様な世代に受け入れられる交流機会を提供することができました。今後のイベントについても、ブラッシュアップを重ねつつ継続していく予定です。