講演情報
[15-O-A011-04]転倒予防体操大腿骨骨折を予防するためバランスを強化した体操
*木本 浩司1、高橋 雄二1 (1. 茨城県 医療法人 健甦会 介護老人保健施設 小美玉敬愛の杜)
【目的】立位からの転倒は衝撃が大きく大腿骨骨折に繋がりやすい。この予防のために従来の対策にバランス強化する体操を考案し追加した。【方法】職員と対象者を交互に手をつなぎ安全を確保し、踊りやダンス等を行う。【結果】特殊な状況下での1例の大腿骨骨折の発生があったが、それ以外の参加者にはみられなかった。【考察】週1回の実施でも効果が持続していると思われるが今後検証が必要である。
【目的】大腿骨骨折者の中には立位で移動可能な利用者が少なくない。立位からの側方転倒は大腿骨転子部に衝撃を与え転子部や頚部の骨折につながる。そして骨折治療の安静や痛みのため筋力低下やADL低下を招きやすい。従来的な転倒予防の見守り的な対策に加えて、ご利用者の積極的なバランス能力の開発を目指した体操を考案した。
【方法】立位で移動が自立している利用者(シルバーカー、歩行器、杖等を使用)を対象として、職員と交互に手をつなぎ安全を確保し、準備運動として片足立ち・膝の屈伸・横歩きをする。次に踊りやダンスを行う、三つ目として片足でボール廻したりや風船上げを行う。
【結果】この体操を開始してから参加者に次の1名を除いて大腿骨骨折が見られなかった。骨折した方は二本杖で歩行されていたが、車いす用体重計から降りる際に見守りなく転倒したケースであった。
【考察】体操は週1回の実施ですがバランスの低下なく維持されていると思われた。しかし、今後検証が必要である。
【方法】立位で移動が自立している利用者(シルバーカー、歩行器、杖等を使用)を対象として、職員と交互に手をつなぎ安全を確保し、準備運動として片足立ち・膝の屈伸・横歩きをする。次に踊りやダンスを行う、三つ目として片足でボール廻したりや風船上げを行う。
【結果】この体操を開始してから参加者に次の1名を除いて大腿骨骨折が見られなかった。骨折した方は二本杖で歩行されていたが、車いす用体重計から降りる際に見守りなく転倒したケースであった。
【考察】体操は週1回の実施ですがバランスの低下なく維持されていると思われた。しかし、今後検証が必要である。