講演情報
[27-O-P111-05]効率的な入浴介助業務への改善
大阪府 ○川井 ゆかり, 雲井 智子 (介護老人保健施設オアシス)
【目的】
介護老人保健施設オアシス、療養科・通所リハビリテーション1日型(以下デイケアロング)では、介護保険制度に基づき、心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるための支援の一つとして入浴を実施している
施設には浴室は一か所しかなく、入所と通所が交互に使用している。一日40名ほどの利用者を2時間~2時間半の間で効率よく入浴していただくために業務の見直しを行う
【対象・方法】
(対象)
・デイケアロングご利用者 120名
・日~土(週7日)稼働
(方法)
・入浴時のご利用者の処置等必要事項の申し送りを前日準備でどのように行っているかを洗い出す
・デイルーム内で必要な申し送りと、入浴時に浴室で必要な申し送りを同一様式でまとめており、そこから浴室で必要な申し送りを抜き出して別紙にまとめなおしていた
・効率が悪く、時間を要していたため、入浴時の申し送りを別様式(処置シート)を作成。その際必要な項目を分析し様式に反映させた
【結果】
◎職員の業務について
・今までは「申し送り」とひとくくりにして1種の様式に必要事項を書き出して、そこから入浴時に実施する内容を抜き出していたため、二重に手間がかかっていたが様式を設定することで準備をする職員による差を解消することが出来た
・項目を定めて明確にしたことで、申し送り(処置シート)が作成しやすくなった
・ご利用者一人ひとりの処置や衣類の内容・状態が把握しやすくなった
・処置内容や薬剤の変更などがあった場合、処置シートに従ってスムーズに対応できるようになった
・経過記録(カルテ)への記載がしやすくなった
・高齢者は褥瘡を含め特に皮膚疾患の処置が多い。処置シートの活用によりデイケア職員と入浴専属パートとの連携がスムーズに行えるようになった
・処置内容の誤りやもれが無くなった
◎ご利用者の身体状態に対して
・患部の状態や経過が分かりやすくなった
・処置内容が明確になった。的確な処置で早期治癒につながった
・処置内容以外の傷などの変化が分かりやすくなった
・特段処置がないご利用者の変化にも気付きやすくなり、処置シートに新たに記載することで職員全員に伝達しやすくなった
【考察】
・処置シートを「入浴時に実施する内容」に特化して様式を定めたが、事前の準備の時はその都度新しい処置シートを日々作成している。事前の準備における「申し送り」の作業をもう少し簡略化できるよう、手作業からパソコンの使用、パソコンの機能を活用したデータベース化などの考察が必要
・処置シートの項目に「衣類」があるが、衣類に関して、入浴前の衣類汚染や不足による貸し出し、失禁の有無など連絡帳で報告する項目が多い。こちらについて、項目を見直し、より分かりやすくブラッシュアップすべきと考える
【まとめ】
・この見直しを通して、デイルーム内で実施する申し送り、入浴時の処置シート、排泄関係記録の3種に分けることにより、職員の業務の負担を軽減し、申し送り業務が進めやすくなった
・ご利用者に対して浴室で行うべきことが分かりやすくなったことにより、身体状態の変化が分かりやすくなり、記録もしやすくなった。相談員への伝達も行い易くなり、ケアマネジャーへより迅速に報告・連絡・相談をすることにつなげられるようになった
・入浴には、清潔保持、リラックス効果のほか、虐待による傷やあざの発見、疾患の早期発見の目的がある。今後もより多くのご利用者に気持ちよく入浴をお楽しみいただけるよう改善を図っていく
・職員の業務の効率を上げることにより、ご利用者とのかかわりの時間を増やし、安心・健康を提供する、オアシスブランドの向上につながった
介護老人保健施設オアシス、療養科・通所リハビリテーション1日型(以下デイケアロング)では、介護保険制度に基づき、心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるための支援の一つとして入浴を実施している
施設には浴室は一か所しかなく、入所と通所が交互に使用している。一日40名ほどの利用者を2時間~2時間半の間で効率よく入浴していただくために業務の見直しを行う
【対象・方法】
(対象)
・デイケアロングご利用者 120名
・日~土(週7日)稼働
(方法)
・入浴時のご利用者の処置等必要事項の申し送りを前日準備でどのように行っているかを洗い出す
・デイルーム内で必要な申し送りと、入浴時に浴室で必要な申し送りを同一様式でまとめており、そこから浴室で必要な申し送りを抜き出して別紙にまとめなおしていた
・効率が悪く、時間を要していたため、入浴時の申し送りを別様式(処置シート)を作成。その際必要な項目を分析し様式に反映させた
【結果】
◎職員の業務について
・今までは「申し送り」とひとくくりにして1種の様式に必要事項を書き出して、そこから入浴時に実施する内容を抜き出していたため、二重に手間がかかっていたが様式を設定することで準備をする職員による差を解消することが出来た
・項目を定めて明確にしたことで、申し送り(処置シート)が作成しやすくなった
・ご利用者一人ひとりの処置や衣類の内容・状態が把握しやすくなった
・処置内容や薬剤の変更などがあった場合、処置シートに従ってスムーズに対応できるようになった
・経過記録(カルテ)への記載がしやすくなった
・高齢者は褥瘡を含め特に皮膚疾患の処置が多い。処置シートの活用によりデイケア職員と入浴専属パートとの連携がスムーズに行えるようになった
・処置内容の誤りやもれが無くなった
◎ご利用者の身体状態に対して
・患部の状態や経過が分かりやすくなった
・処置内容が明確になった。的確な処置で早期治癒につながった
・処置内容以外の傷などの変化が分かりやすくなった
・特段処置がないご利用者の変化にも気付きやすくなり、処置シートに新たに記載することで職員全員に伝達しやすくなった
【考察】
・処置シートを「入浴時に実施する内容」に特化して様式を定めたが、事前の準備の時はその都度新しい処置シートを日々作成している。事前の準備における「申し送り」の作業をもう少し簡略化できるよう、手作業からパソコンの使用、パソコンの機能を活用したデータベース化などの考察が必要
・処置シートの項目に「衣類」があるが、衣類に関して、入浴前の衣類汚染や不足による貸し出し、失禁の有無など連絡帳で報告する項目が多い。こちらについて、項目を見直し、より分かりやすくブラッシュアップすべきと考える
【まとめ】
・この見直しを通して、デイルーム内で実施する申し送り、入浴時の処置シート、排泄関係記録の3種に分けることにより、職員の業務の負担を軽減し、申し送り業務が進めやすくなった
・ご利用者に対して浴室で行うべきことが分かりやすくなったことにより、身体状態の変化が分かりやすくなり、記録もしやすくなった。相談員への伝達も行い易くなり、ケアマネジャーへより迅速に報告・連絡・相談をすることにつなげられるようになった
・入浴には、清潔保持、リラックス効果のほか、虐待による傷やあざの発見、疾患の早期発見の目的がある。今後もより多くのご利用者に気持ちよく入浴をお楽しみいただけるよう改善を図っていく
・職員の業務の効率を上げることにより、ご利用者とのかかわりの時間を増やし、安心・健康を提供する、オアシスブランドの向上につながった
