講演情報
[27-O-P201-01]外国人職員と取り組んだ3年間を振り返って
奈良県 ○蓬澤 幸歩, 亀田 祐央 (奈良ベテルホーム)
【はじめに】2年間アルバイトとして働いていた外国人留学生が、正職員として採用された。初年度は働く環境に慣れてもらうことを目標に関わり、2年目は利用者とのコミュニケーションに焦点をおいた。しかし、正職員となり新たに始まった業務やその指導に対して外国人職員も職員側も情報伝達が上手く行えているのか不安を抱いていると感じた。そこで、互いに仕事に必要な情報が正確に伝達でき、外国人職員が特に不安を感じている「書く」ことに焦点を当て、取り組んだ内容をここに報告する。
【目的】正職員になり増えた業務に対しての双方の不安点を共有し、軽減する。また、昨年度の課題として挙げられた多職種との関りを持ち自立して働けることを目指す。
【方法】対象者 職員:19名 外国人職員:4名(同敷地内の有料老人ホーム含む) 期間 2024年5月~2025年6月方法:「職員アンケート、インタビュー」「カンファレンスの議事録作成」「担当利用者の受け持ち」「電話対応」・倫理的配慮として、個人が特定されないように配慮した
【結果】これまでの関わりから、聞いた内容を正確に伝達できているか不安で積極的な発信が苦手、また、その内容を上手く文字にすることが苦手だと分かった。そこで、記録の時間や議事録の内容を振り返る時間を設けフォローできる体制を整えたことで、書くことへの不安が軽減された。また、担当利用者を受け持つことで利用者を取り巻く多職種の関わりを知るきっかけとなり、昨年課題だった多職種を含めたフロア全体で支援することに取り組めた。
【考察】正職員になり議事録を作成する機会が増えたことでアルバイト時代には感じなかった日本語に対する不安が明確になった。日本人に指導するのとは違い、外国人に指導する際は言語の捉え方や伝わり方が異なるということを理解しそれに合わせた対応が必要になる。また担当利用者を受け持つことで多職種との関わりも増え、多職種の繋がりや自分の考えを持ってケアに活かすきっかけになると考える。また、外国人職員同士の交流の機会が少ないことで悩みを打ち明けにくい環境であることも不安を感じる原因の一つなのかもしれないと考える。
【結論】議事録や記録については、引き続き職員間でフォローし取り組んでいく必要がある。できることを活かせるよう見守りや排泄介助などの固定された業務だけではなく、配薬時の利用者の名前が理解できるように、利用者名簿の作成など柔軟な対応が大切だと感じた。今後は、今まで以上に家族との関りも増えニーズを生かしたケアが必要になる。私達は外国人だからと指導方法を勝手に決めてしまうことが多くあるが、一人ひとりの明確な目標を把握し、職員間で共有できるようにする必要がある。そして、意見交換しやすくお互いに学べる関係を気付いていきたいと思う。
【目的】正職員になり増えた業務に対しての双方の不安点を共有し、軽減する。また、昨年度の課題として挙げられた多職種との関りを持ち自立して働けることを目指す。
【方法】対象者 職員:19名 外国人職員:4名(同敷地内の有料老人ホーム含む) 期間 2024年5月~2025年6月方法:「職員アンケート、インタビュー」「カンファレンスの議事録作成」「担当利用者の受け持ち」「電話対応」・倫理的配慮として、個人が特定されないように配慮した
【結果】これまでの関わりから、聞いた内容を正確に伝達できているか不安で積極的な発信が苦手、また、その内容を上手く文字にすることが苦手だと分かった。そこで、記録の時間や議事録の内容を振り返る時間を設けフォローできる体制を整えたことで、書くことへの不安が軽減された。また、担当利用者を受け持つことで利用者を取り巻く多職種の関わりを知るきっかけとなり、昨年課題だった多職種を含めたフロア全体で支援することに取り組めた。
【考察】正職員になり議事録を作成する機会が増えたことでアルバイト時代には感じなかった日本語に対する不安が明確になった。日本人に指導するのとは違い、外国人に指導する際は言語の捉え方や伝わり方が異なるということを理解しそれに合わせた対応が必要になる。また担当利用者を受け持つことで多職種との関わりも増え、多職種の繋がりや自分の考えを持ってケアに活かすきっかけになると考える。また、外国人職員同士の交流の機会が少ないことで悩みを打ち明けにくい環境であることも不安を感じる原因の一つなのかもしれないと考える。
【結論】議事録や記録については、引き続き職員間でフォローし取り組んでいく必要がある。できることを活かせるよう見守りや排泄介助などの固定された業務だけではなく、配薬時の利用者の名前が理解できるように、利用者名簿の作成など柔軟な対応が大切だと感じた。今後は、今まで以上に家族との関りも増えニーズを生かしたケアが必要になる。私達は外国人だからと指導方法を勝手に決めてしまうことが多くあるが、一人ひとりの明確な目標を把握し、職員間で共有できるようにする必要がある。そして、意見交換しやすくお互いに学べる関係を気付いていきたいと思う。
