講演情報
[27-O-P203-05]ノーリフティングケアの裾野を広げよう~施設から地域へ~
広島県 ○石橋 卓也 (高齢者リハビリテーションセンターひうな荘)
【はじめに】
三篠会では、ご利用者と職員の身体を守る為と、介護のイメージを変える為にノーリフティングケアを導入している。特に、職員の教育、研修体制の整備、施設内外の勉強に力を入れている。
当施設では2018年よりノーリフティングケアの導入が開始された。
現場では、ノーリフティングケアによってご利用者の重度化予防、身体の状態変化、QOL向上などの成果を出すことができ、それと当時に多職種連携で協力をすることでチームの団結力も固まり、職員のモチベーション向上へと繋がっている。もちろん、職員の身体を守ることもでき、離職率低下へ少しづつではあるが成果を出すことが出来ている。そのようなノーリフティングケアを地域に広めたく、外部向けの勉強会を去年初めて行い、12月から今年の7月まで平均参加人数16人で月に1回を8回開催することが出来た。
また、内部の研修だけでなく、ノーリフティングケアを地域に広めていくことを目的に勉強会を定期的に行う取り組みの発表を行う。
【勉強会の目的】
介護離職の防止・ご利用者の二次障害の予防に効果の高いノーリフティングケアを地域の事業所に広めることで、持続可能で質の高い高齢者福祉の出来る地域づくりをしていきたい。
また研修の機会で、事業所間のネットワークづくりを行い、お互いに困った時は助け合える地域にしていくという効果も併せて狙いたいと思う。
【勉強会の内容】
当施設で実施しているノーリフティングケア・二次障害予防の取り組みを現場で見てもらい意見交換を行う。基本的な「動作」と、目的に沿った「寝かた」「座りかた」について理解し、福祉機器を活用した、ご利用者、介助者双方の負担を軽減するケアについて考える。
実際に取り組んでいる内容や事例等を発表しチームで動くことが大事なことを伝え、ノーリフティングケアの実践現場などを見て感じてもらう。
【研修プログラム】
第1回 インフォメーション、座り直しの介助方法
第2回 立位、移乗動作の介助方法
第3回 起き上がり、起居動作の介助方法
第4回 車いすのシーティング
第5回 福祉用具体験(マットレス、クッション、リフト、シート、グローブなど)
第6回 ポジショニング(仰臥位、側臥位)
第7回 排泄について
第8回 現場ラウンド(ひうな荘老健)
【参加者の声】
・「ノーリフティング」は「日常の生活を送る」の実現にとても大切だと感じています。今後もセミナーに参加できたらと思います。「ひうな荘」での様々な取り組みを参考にしていきたいと思います。
・一人一人に合ったポジショニングやケアの調整をされていることがわかりとても勉強になりました。
・長年介護職をやってきましたが、目からうろこでした。決して難しいケアではなく、利用者様と私自身に負担なく行えるケアを教えていただきありがとうございました。研修での事をしっかり取り入れて今後も寄り添えるケアを行っていきます。
・ノーリフティングケアを知って初めて学びました。自分が昔資格を取るときに学んだことは大きく違い、とても勉強になりました。毎回楽しく、もっと深く学びたいのに時間が足りないなと思いました。
このアンケート結果から見ても、当施設では当たり前のケアとして取り組んでいたことが、地域の方からするとまだまだノーリフティングケアが「日常の生活を送る」に繋がっていないということが分かった。
【今後の取り組みとして】
当施設での取り組みから、モチベーションを上げるには、まず学んだことを現場に落とし込み、チームとして結果に反映させることが重要と考えられる。
外部へ発信したノーリフティングケアの考え方が受講者側の現場へ落とし込める伝え方が出来るよう、当施設での内部勉強会の強化や、現場での評価をアップデートしていく。そのためにはまず地域にノーリフティングケアの考え方、取り組み方を情報共有し、知ってもらうことが大切だと思う。
今後、ノーリフティングケアによる抱えない介護は結果として生活の主体となる「食事」「排泄」「睡眠」などに影響することも伝えていかなければならない。
また福祉用具がない状況や環境でも、考え方、工夫次第で出来ることを増やしていきたい。
【まとめ】
引き続き、当施設は、地域資源の一つとして地域の方と情報及び課題をシェアしながら今回のような勉強会を継続していくことが重要である。
三篠会では、ご利用者と職員の身体を守る為と、介護のイメージを変える為にノーリフティングケアを導入している。特に、職員の教育、研修体制の整備、施設内外の勉強に力を入れている。
当施設では2018年よりノーリフティングケアの導入が開始された。
現場では、ノーリフティングケアによってご利用者の重度化予防、身体の状態変化、QOL向上などの成果を出すことができ、それと当時に多職種連携で協力をすることでチームの団結力も固まり、職員のモチベーション向上へと繋がっている。もちろん、職員の身体を守ることもでき、離職率低下へ少しづつではあるが成果を出すことが出来ている。そのようなノーリフティングケアを地域に広めたく、外部向けの勉強会を去年初めて行い、12月から今年の7月まで平均参加人数16人で月に1回を8回開催することが出来た。
また、内部の研修だけでなく、ノーリフティングケアを地域に広めていくことを目的に勉強会を定期的に行う取り組みの発表を行う。
【勉強会の目的】
介護離職の防止・ご利用者の二次障害の予防に効果の高いノーリフティングケアを地域の事業所に広めることで、持続可能で質の高い高齢者福祉の出来る地域づくりをしていきたい。
また研修の機会で、事業所間のネットワークづくりを行い、お互いに困った時は助け合える地域にしていくという効果も併せて狙いたいと思う。
【勉強会の内容】
当施設で実施しているノーリフティングケア・二次障害予防の取り組みを現場で見てもらい意見交換を行う。基本的な「動作」と、目的に沿った「寝かた」「座りかた」について理解し、福祉機器を活用した、ご利用者、介助者双方の負担を軽減するケアについて考える。
実際に取り組んでいる内容や事例等を発表しチームで動くことが大事なことを伝え、ノーリフティングケアの実践現場などを見て感じてもらう。
【研修プログラム】
第1回 インフォメーション、座り直しの介助方法
第2回 立位、移乗動作の介助方法
第3回 起き上がり、起居動作の介助方法
第4回 車いすのシーティング
第5回 福祉用具体験(マットレス、クッション、リフト、シート、グローブなど)
第6回 ポジショニング(仰臥位、側臥位)
第7回 排泄について
第8回 現場ラウンド(ひうな荘老健)
【参加者の声】
・「ノーリフティング」は「日常の生活を送る」の実現にとても大切だと感じています。今後もセミナーに参加できたらと思います。「ひうな荘」での様々な取り組みを参考にしていきたいと思います。
・一人一人に合ったポジショニングやケアの調整をされていることがわかりとても勉強になりました。
・長年介護職をやってきましたが、目からうろこでした。決して難しいケアではなく、利用者様と私自身に負担なく行えるケアを教えていただきありがとうございました。研修での事をしっかり取り入れて今後も寄り添えるケアを行っていきます。
・ノーリフティングケアを知って初めて学びました。自分が昔資格を取るときに学んだことは大きく違い、とても勉強になりました。毎回楽しく、もっと深く学びたいのに時間が足りないなと思いました。
このアンケート結果から見ても、当施設では当たり前のケアとして取り組んでいたことが、地域の方からするとまだまだノーリフティングケアが「日常の生活を送る」に繋がっていないということが分かった。
【今後の取り組みとして】
当施設での取り組みから、モチベーションを上げるには、まず学んだことを現場に落とし込み、チームとして結果に反映させることが重要と考えられる。
外部へ発信したノーリフティングケアの考え方が受講者側の現場へ落とし込める伝え方が出来るよう、当施設での内部勉強会の強化や、現場での評価をアップデートしていく。そのためにはまず地域にノーリフティングケアの考え方、取り組み方を情報共有し、知ってもらうことが大切だと思う。
今後、ノーリフティングケアによる抱えない介護は結果として生活の主体となる「食事」「排泄」「睡眠」などに影響することも伝えていかなければならない。
また福祉用具がない状況や環境でも、考え方、工夫次第で出来ることを増やしていきたい。
【まとめ】
引き続き、当施設は、地域資源の一つとして地域の方と情報及び課題をシェアしながら今回のような勉強会を継続していくことが重要である。
