講演情報
[28-O-A009-01]ターミナルからの復帰大切な家族と笑顔で会えるように
三重県 ○小島 陽史, 濱口 やよい, 竹内 陽子, 谷口 篤 (志摩市介護老人保健施設 志摩の里)
【はじめに】
病院からターミナル期と診断され施設入所となったMさん。入所当初は、食欲・意欲等もなく終日ベッド上での生活だった。家族からは自然な形の終末期と負担の少ないリハビリを希望され、当施設での看取りを希望された。
私達は家族と相談し、Mさんにとってどのような施設生活を望まれるのか、またMさんと家族により良い時間を過ごしていただきたいと願い取り組んだ。その結果、ターミナル期と診断されたMさんが徐々に回復し、退所することができたので報告する。
【目的】
身体的、精神的安定を図り、穏やかな施設生活を目指す
【方法】
期間:令和6年1月4日から8月12日
対象:男性 92歳
(既往歴)慢性うっ血性心不全、右気胸、慢性腎不全等
1)本人の意向を確認しながら、可能な限り家族に面会等、関わる機会を持っていただき、精神的安定を図る。
2)身体の状態を把握しながら、離床を促し気分転換を図る。
【結果】
家族は週1~2回、おやつ時間の15時に合わせ面会していただいた。本人の好きな物を差し入れし、会話を楽しんでもらった。入所当初、食事摂取量は少なく補助栄養食を併用していたが、摂取量の増加に合わせて栄養補助食を中止できた。気分の良い時はフロアに誘導し食事を取ってもらった。また食事量の増加と共に体力も回復し、食事以外の時間でも離床を促し、フロアで過ごすようになった。
次にトイレでの排泄を誘導した。希望に応えて、排便時はトイレに行くことを実施し、トイレ動作も少しずつ行えるようになると意欲も出てきた。
また短時間でも離床し、フロアで過ごすことで他者交流ができた。新聞を読むことや、相撲を見る機会もでき、楽しみが増えた。ターミナル期と診断されての入所であったが、回復し次施設へ退所するまでに至った。
【考察】
家族と対面しながら好きな物を食べて会話することで精神面が安定した。徐々に食事摂取量が増加したことで体力回復にもつながった。
更に排便時のトイレ誘導により、自分でできることが意欲向上にもなった。短時間の離床はフロアでの他者交流となり、テレビや新聞で情報を得ることも施設生活の楽しみになった。
施設生活においても家族の支えや関わりは身体的、精神的に大きな影響を与え、ターミナル期と診断されても回復できることを実感した。
【まとめ】
ターミナル期であっても本人の意思を尊重し、家族と共にできることを無理せず実施していくことの大切さを学んだ。
病院からターミナル期と診断され施設入所となったMさん。入所当初は、食欲・意欲等もなく終日ベッド上での生活だった。家族からは自然な形の終末期と負担の少ないリハビリを希望され、当施設での看取りを希望された。
私達は家族と相談し、Mさんにとってどのような施設生活を望まれるのか、またMさんと家族により良い時間を過ごしていただきたいと願い取り組んだ。その結果、ターミナル期と診断されたMさんが徐々に回復し、退所することができたので報告する。
【目的】
身体的、精神的安定を図り、穏やかな施設生活を目指す
【方法】
期間:令和6年1月4日から8月12日
対象:男性 92歳
(既往歴)慢性うっ血性心不全、右気胸、慢性腎不全等
1)本人の意向を確認しながら、可能な限り家族に面会等、関わる機会を持っていただき、精神的安定を図る。
2)身体の状態を把握しながら、離床を促し気分転換を図る。
【結果】
家族は週1~2回、おやつ時間の15時に合わせ面会していただいた。本人の好きな物を差し入れし、会話を楽しんでもらった。入所当初、食事摂取量は少なく補助栄養食を併用していたが、摂取量の増加に合わせて栄養補助食を中止できた。気分の良い時はフロアに誘導し食事を取ってもらった。また食事量の増加と共に体力も回復し、食事以外の時間でも離床を促し、フロアで過ごすようになった。
次にトイレでの排泄を誘導した。希望に応えて、排便時はトイレに行くことを実施し、トイレ動作も少しずつ行えるようになると意欲も出てきた。
また短時間でも離床し、フロアで過ごすことで他者交流ができた。新聞を読むことや、相撲を見る機会もでき、楽しみが増えた。ターミナル期と診断されての入所であったが、回復し次施設へ退所するまでに至った。
【考察】
家族と対面しながら好きな物を食べて会話することで精神面が安定した。徐々に食事摂取量が増加したことで体力回復にもつながった。
更に排便時のトイレ誘導により、自分でできることが意欲向上にもなった。短時間の離床はフロアでの他者交流となり、テレビや新聞で情報を得ることも施設生活の楽しみになった。
施設生活においても家族の支えや関わりは身体的、精神的に大きな影響を与え、ターミナル期と診断されても回復できることを実感した。
【まとめ】
ターミナル期であっても本人の意思を尊重し、家族と共にできることを無理せず実施していくことの大切さを学んだ。
