講演情報

[28-O-H001-02]尿取りパッドのコスト削減排泄ケア見直しの取り組み

大阪府 東本 彩, 南谷 俊輔, 岩峪 杏太 (淀川キリスト教病院老人保健施設)
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【はじめに】尿取りパッドの使用量が増加し、コストが大幅に増加していることの指摘を受け、排泄ケア向上委員会を中心とし、コスト増に至った原因を分析。浮上した課題に対し、取り組みを行うこととなった。
【目的】尿取りパッドのコスト削減、排泄ケアの向上
【方法】コスト削減に向け、1「尿取りパッドの交換回数適正化」・2「在庫管理の適正化」に取り組んだ。
1「交換回数の適正化」として定期的に排泄勉強会を開催し、尿取りパッドの特性や適切な使用方法について職員間で共有。事前に尿路感染症のリスクが増加しないことを確認したうえで、パッド交換回数を大幅に削減することとなった。具体的には、終日尿取りパッド内排泄の方に対して、交換回数を1日7回→3回に削減。あくまでケアの質は落とさず、利用者様に不快感を与えない形で、コスト削減が行えるように取り組んだ。
2「在庫管理の適正化」では、交換回数削減に伴い、定数を調整。適切な発注方法について、職員間で共有した。
【結果・考察】結果として、前年度比尿取りパッド使用枚数とコストの削減ができた。また、コスト削減以外の効果として、利用者様の夜間良眠・職員の負担軽減が実現。排泄ケアの質が向上し、利用者様・職員共に良い循環が生まれた。
【まとめ】今回、取り組みを行ったことにより、当初の目的であったコスト削減を達成することができた。また、排泄ケアの向上についても、良い方向に進めることができた。今後の課題は、「取り組みを継続していくこと」だと感じる。引き続き、定数の見直しや排泄勉強会の開催などは、委員会で調整していきたい。また、介護ロボットの導入などの取り組みについても、今後検討していきたい。