講演情報
[28-O-H003-06]おむつナビってなに(定時排泄とセンサー監視の違い)
東京都 ○長畑 幸雄, 倉持 剛 (介護老人保健施設音羽えびすの郷)
【始めに】
おむつナビとは株式会社光洋が開発した排尿に関するパットです。専用のパットとセンサーを用いてパソコン上で利用者の排尿を検知するものです。利用者の排泄介助に入る前に状態が分かっていると無駄な時間が削減されるため人員不足による作業の効率化が図れると思った。
また、漏れを気にして大きいパットを使用することが多く適性のパットを使用することが少なくなってきたためコストがかかっています。同じようにコストがかかるのならばセンサーパットを使用し適宜交換した方が効率やコスト削減につながるではないかと判断した。
【目的】
1.職員の負担軽減(体交や移乗の回数減少及び排泄介助の回数軽減)
2.利用者の負担軽減(体交や移乗の回数が減少)
3.データ視認が出来る事による排泄介助に対する意識の持ち方
【方法】
おむつナビを1ヵ月間使用し、どのような結果が出るかを確認する。
職員が使用方法に慣れる為に平均を取得する前の1ヵ月間に使用方法の練習を行う。その際、職員から出た使用方法の質問等は事前に解決しておき皆ができる状態で対応する。
排泄介助はパソコンで見られる状態を参考にして対応するように心がけ、定時での排泄は極力しないようにする。その後、データを元にフロア内で利用者に対するケアについて話し合いを行う。また、職員に対しても業務削減につながったのか確認をする。
利用者については2名対象とする。
選考基準について一人は全介助であるが経口摂取をしており運動等も難しい方。
もう一人は全介助で経管栄養で食事をされている方で運動は難しい方。
経口摂取と経管栄養での差をデータで確認する。
【結果】
今回、データを参考にしたのは5個のデータ。
・排尿パターンの1日平均排尿回数
・パットの交換パターン
・データの分析(パットの交換回数)1日平均交換回数、1日最大交換回数、1日最低交換回数
・データの分析(排尿量)1日平均排尿量、1日最大排尿量、1日最低排尿量
・データの分析(不快ゾーン)1日平均不快ゾーン超えた時間、1日最大不快ゾーン超えた時間、1日最低不快ゾーン超えた時間
個人差があるものの一人一人のデータを視認できるのとできないのでは説得力が違い、ケアに対する考え方が変わってきた。
メリットは利用者にとって交換回数が減少した事によりフロアにいられる時間が増え人(職員等)と関わる時間が増えた。排尿量が違う為、決められたパットを使用し使っていると余裕がある時もあれば足りない場合もあったが、センサーパットを使用する事により、漏れることは減少しまたギリギリとまではいかないがしっかりと使用する事ができた。(不快と思うような事は減少したと思われる)
職員にとっても排泄介助の回数が減少した。定時排泄よりも時間に余裕がある時や先読みの目安になり排泄介助に余裕を持てるようになった。
※余裕のある時間で行っている場合は作業の早い人、遅い人の壁がなくなりつつある。排泄介助の回数が減少した事により、他の業務に時間が持てるようになった
デメリットは通常のパットよりもコストがかかる。(一枚の単価が同じ大きさでも少し高い)センサーを頼りにしていると排便と重なり漏れることがある。対象者に制限がある。(異食行為や弄り、脱衣行為がある人には向かない)
【まとめ】
今回、おむつナビを使用する事によりルールがいくつか必要になった。排尿の数値化視認ができるが、センサーを頼るのではなくあくまで目安にする。排便と重なると漏れる可能性が出てきてしまう為、交換時間は6時間から8時間以内にする。またどのように利用者に提供していくかいくつか候補を挙げた
・看取り状態の利用者
・尿意のない利用者で日中のみか夜間のみ対応する。
・感染者(インフルやコロナ等)の排泄介助
・睡眠時間の確保(無駄な排泄介助にはいらない)
職員の考え方やできた隙間時間については、職員間では便利になったという意見もあれば、排便を検知できた方が良いという意見もある。無いものをねだるわけではないのだろうが、今回のパットは排尿だけなので、出来ない事の理解をしてもらえない事もあった。
職員はセンサーを使用して空いた時間をしっかり利用者に向けて自立支援やレクリエーションに費やすという形で落ち着いた。
今後も介護ロボットや機器が増えていく中で、考え方を柔軟にしていかなければならないと思われる。利用者の為なのか、職員の為なのか、もしくは両方なのか?職場の人員不足は今後も増えていくと思われる中でいかにして利用者、職員に負担のないケアをしていくのか思考していかなければならない。そのためには現状で満足するのではなく新しい知識を常に取り入れ、活用していく人員を増やしていかなければならないと思った。
おむつナビとは株式会社光洋が開発した排尿に関するパットです。専用のパットとセンサーを用いてパソコン上で利用者の排尿を検知するものです。利用者の排泄介助に入る前に状態が分かっていると無駄な時間が削減されるため人員不足による作業の効率化が図れると思った。
また、漏れを気にして大きいパットを使用することが多く適性のパットを使用することが少なくなってきたためコストがかかっています。同じようにコストがかかるのならばセンサーパットを使用し適宜交換した方が効率やコスト削減につながるではないかと判断した。
【目的】
1.職員の負担軽減(体交や移乗の回数減少及び排泄介助の回数軽減)
2.利用者の負担軽減(体交や移乗の回数が減少)
3.データ視認が出来る事による排泄介助に対する意識の持ち方
【方法】
おむつナビを1ヵ月間使用し、どのような結果が出るかを確認する。
職員が使用方法に慣れる為に平均を取得する前の1ヵ月間に使用方法の練習を行う。その際、職員から出た使用方法の質問等は事前に解決しておき皆ができる状態で対応する。
排泄介助はパソコンで見られる状態を参考にして対応するように心がけ、定時での排泄は極力しないようにする。その後、データを元にフロア内で利用者に対するケアについて話し合いを行う。また、職員に対しても業務削減につながったのか確認をする。
利用者については2名対象とする。
選考基準について一人は全介助であるが経口摂取をしており運動等も難しい方。
もう一人は全介助で経管栄養で食事をされている方で運動は難しい方。
経口摂取と経管栄養での差をデータで確認する。
【結果】
今回、データを参考にしたのは5個のデータ。
・排尿パターンの1日平均排尿回数
・パットの交換パターン
・データの分析(パットの交換回数)1日平均交換回数、1日最大交換回数、1日最低交換回数
・データの分析(排尿量)1日平均排尿量、1日最大排尿量、1日最低排尿量
・データの分析(不快ゾーン)1日平均不快ゾーン超えた時間、1日最大不快ゾーン超えた時間、1日最低不快ゾーン超えた時間
個人差があるものの一人一人のデータを視認できるのとできないのでは説得力が違い、ケアに対する考え方が変わってきた。
メリットは利用者にとって交換回数が減少した事によりフロアにいられる時間が増え人(職員等)と関わる時間が増えた。排尿量が違う為、決められたパットを使用し使っていると余裕がある時もあれば足りない場合もあったが、センサーパットを使用する事により、漏れることは減少しまたギリギリとまではいかないがしっかりと使用する事ができた。(不快と思うような事は減少したと思われる)
職員にとっても排泄介助の回数が減少した。定時排泄よりも時間に余裕がある時や先読みの目安になり排泄介助に余裕を持てるようになった。
※余裕のある時間で行っている場合は作業の早い人、遅い人の壁がなくなりつつある。排泄介助の回数が減少した事により、他の業務に時間が持てるようになった
デメリットは通常のパットよりもコストがかかる。(一枚の単価が同じ大きさでも少し高い)センサーを頼りにしていると排便と重なり漏れることがある。対象者に制限がある。(異食行為や弄り、脱衣行為がある人には向かない)
【まとめ】
今回、おむつナビを使用する事によりルールがいくつか必要になった。排尿の数値化視認ができるが、センサーを頼るのではなくあくまで目安にする。排便と重なると漏れる可能性が出てきてしまう為、交換時間は6時間から8時間以内にする。またどのように利用者に提供していくかいくつか候補を挙げた
・看取り状態の利用者
・尿意のない利用者で日中のみか夜間のみ対応する。
・感染者(インフルやコロナ等)の排泄介助
・睡眠時間の確保(無駄な排泄介助にはいらない)
職員の考え方やできた隙間時間については、職員間では便利になったという意見もあれば、排便を検知できた方が良いという意見もある。無いものをねだるわけではないのだろうが、今回のパットは排尿だけなので、出来ない事の理解をしてもらえない事もあった。
職員はセンサーを使用して空いた時間をしっかり利用者に向けて自立支援やレクリエーションに費やすという形で落ち着いた。
今後も介護ロボットや機器が増えていく中で、考え方を柔軟にしていかなければならないと思われる。利用者の為なのか、職員の為なのか、もしくは両方なのか?職場の人員不足は今後も増えていくと思われる中でいかにして利用者、職員に負担のないケアをしていくのか思考していかなければならない。そのためには現状で満足するのではなく新しい知識を常に取り入れ、活用していく人員を増やしていかなければならないと思った。
