講演情報
[23-P-P2Q-04]当苑における短時間通所リハビリテーション取り組み
*大久保 豊、鈴木 孝明 (三重県 介護老人保健施設きなん苑)
【背景】老人保健施設が行う通所リハビリテーションは長時間通所リハビリテーションが殆どであり、当苑においても開設以来25年、長時間通所リハビリテーションを実施してきた。その結果、1年以上の長期利用継続者が53%と高く、新規希望した住民の受入れが難しくなっていた。
【方法】当苑では「姿勢を良くするリハビリテーション」をコンセプトに①短時間通所リハビリテーションのみ提供(午前・午後の2サイクル)②リハビリテーション三職種(PT,OT,ST)による専門的個別リハビリテーション実施③医師によるリハビリテーション計画書説明④リラクゼーションスペースとして純喫茶設置④入浴、食事は提供なし⑤筋トレマシーン4台導入等で令和7年4月1日からリニューアルを実施した。
【結果】令和6年5月と令和8年5月のデータ対比で、利用者数は330名→477名、要介護度は2.28→1.49、男女比は4対6→3対7、平均年齢は83.8歳→81.1歳、週1回利用率は51%→73%、稼働率は79%→57%であった。利用者及び職員アンケートの結果については、大会当日に報告する。
【結語】当苑は短時間通所リハビリテーション導入により、リハビリテーションが必要な新規利用者を多数受け入れることができ、同時に利用者の平均要介護度が下がった。これらの背景には、自立度の高い高齢者の健康志向・予防意識を土台に、専門職によるリハビリテーションを受けたいという潜在的ニーズがあるようだ。反面、導入前は男性利用率が上がると想定していたが、実際は女性の利用率が高くなったことについては、女性たちは1日家を空けることに対して夫や子供等への遠慮があるようだが、2~3時間程度なら気兼ねなく外へ出かけることが出来るという関係性が家庭内に残っている世代のようだ。これらのニーズは実際に短時間通所リハビリテーションを導入して初めて知ることができたものばかりで、フィールドワークによるニーズ診断がいかに大切であるかを学ぶ良い機会にもなった。今後も継続して地域ニーズを見つめていき、老人保健施設にしかできない通所系サービスを展開していきながら、稼働率75%を目標に更なる高みへ突き進みたい。
【方法】当苑では「姿勢を良くするリハビリテーション」をコンセプトに①短時間通所リハビリテーションのみ提供(午前・午後の2サイクル)②リハビリテーション三職種(PT,OT,ST)による専門的個別リハビリテーション実施③医師によるリハビリテーション計画書説明④リラクゼーションスペースとして純喫茶設置④入浴、食事は提供なし⑤筋トレマシーン4台導入等で令和7年4月1日からリニューアルを実施した。
【結果】令和6年5月と令和8年5月のデータ対比で、利用者数は330名→477名、要介護度は2.28→1.49、男女比は4対6→3対7、平均年齢は83.8歳→81.1歳、週1回利用率は51%→73%、稼働率は79%→57%であった。利用者及び職員アンケートの結果については、大会当日に報告する。
【結語】当苑は短時間通所リハビリテーション導入により、リハビリテーションが必要な新規利用者を多数受け入れることができ、同時に利用者の平均要介護度が下がった。これらの背景には、自立度の高い高齢者の健康志向・予防意識を土台に、専門職によるリハビリテーションを受けたいという潜在的ニーズがあるようだ。反面、導入前は男性利用率が上がると想定していたが、実際は女性の利用率が高くなったことについては、女性たちは1日家を空けることに対して夫や子供等への遠慮があるようだが、2~3時間程度なら気兼ねなく外へ出かけることが出来るという関係性が家庭内に残っている世代のようだ。これらのニーズは実際に短時間通所リハビリテーションを導入して初めて知ることができたものばかりで、フィールドワークによるニーズ診断がいかに大切であるかを学ぶ良い機会にもなった。今後も継続して地域ニーズを見つめていき、老人保健施設にしかできない通所系サービスを展開していきながら、稼働率75%を目標に更なる高みへ突き進みたい。
