講演情報

[A-10-29]変数間の相関を考慮したラグビーボール挙動モデルの改良

◎徳竹 悠1、中田 洋平1 (1. 明大)

キーワード:

スポーツ情報処理、スポーツシミュレーション、ラグビー、キックパスシミュレーション、ラグビーボール挙動モデル

これまで,著者らは,7人制ラグビーにおける最適キックパスプレー算出法の高度化を目的として,実測データに基づき,ラグビーボールの不規則な挙動を確率的に表現するボール挙動モデルを提案してきた.具体的には,従来モデルでは,バウンド前後の速度減衰率をベータ分布で,進行方向のぶれを3次元切断フォン・ミーゼス・フィッシャー分布で表現した.なお,従来モデルでは各変数の独立性を仮定しており,入射速度と速度減衰率の間,および速度減衰率と反射後の速度方向のぶれの大きさの間の相関を考慮していなかった.しかし,実測データを分析したところ,これらの変数間に無視できない相関が存在することを確認した.そこで本稿では,これらの相関を考慮した新たなボール挙動モデルを提案し,実測データへの適合度を検証する.