講演情報

[A-12-04]23区における都心からの距離が家賃決定メカニズムに与える影響

◎田中 顕1、能上 慎也1 (1. 東京理科大)

キーワード:

地価データ、重回帰分析、同心円エリア、空間指標

本研究は,東京 23 区において「都心から遠ざかるにつれて,地価が賃貸マンションの家賃決定に与える影響力はどう変化するのか」を計量的に明らかにするものである.家賃は地価に比例して形成されるのが一般的な認識であるが,圧倒的な立地ブランドを持つ都心部と,住環境が重視される郊外部とでは、家賃に対する地価の反映度合いが異なるのではないかという着眼点である.この仮説を検証するため,本研究では分析対象を一定の設備・立地水準を満たすファミリー向け物件に固定し,建物のグレードに
よるノイズを排除した.基準点を皇居とし,そこからの直線距離に応じた同心円エリアごとに重回帰分析を行うことで,都心からの距離と地価が家賃形成に与える影響の変化の検証を目指す.