講演情報
[A-14-04]MediaPipe Face Landmarker を用いたVDT作業時間の計測
◎奥田 美咲1、阿部 孝司2、南 昌秀3、井上 学1、ロイ デバブラタ4 (1. 近畿大学大学院総合理工学研究科、2. 近畿学、3. 東京大学、4. インド工科技術大学)
キーワード:
VDT作業、コンピュータビジョン症候群、MediaPipe
長時間のVDT(Visual Display Terminal)作業に伴うVDT症候群を防ぐため,Webカメラを用いたVDT作業時間の計測手法が提案されている.既存手法では,YOLOv8n-poseを用いて,顔の大きさと左右の向きを特徴量とする手法が提案されていたが,作業者が下を向いて休憩する状態を「作業中」と誤判別してしまう課題があった.本研究では,この誤判別を抑制するため,MediaPipe Face Landmarkerを用いて,新たに顔の上下の向きを加えた3つの特徴量を算出し,線形SVMにより作業中か休憩中か判別する手法を提案した.8名の被験者の画像(計8,216枚)を用いた実験の結果,提案手法は既存手法と比較して再現率・適合率ともに向上した.特に「作業中」の適合率および「休憩中」の再現率が向上したことから,本手法が下向き姿勢の誤判別を抑制し,判別精度が改善されたことを確認した.
