講演情報

[A-15-03]3D多孔性投影スクリーンにおける二重化プロジェクタの光学モデルの考察

◎平田 堪介1、大鎌 広1 (1. 室蘭工業大学)

キーワード:

3Dディスプレイ、体積表示、オクルージョン

本研究は,独自の「3D多孔性投影スクリーン」を用いた裸眼で利用可能できる大型化可能な立体投影装置において,オクルージョンを改善するための二重化プロジェクタの光学モデルの考察を目的としている.
 従来の光学モデルでは,映像の充足率とスクリーンの透過率をパラメータとしていたが,一部の光学特性が考慮されていなかった.そこで本研究では,距離に比例する「プロジェクタの光束の広がり」と,スクリーン素材による「光の拡散(ヘイズ)」の2つの影響を組み込んだ,より厳密な新しい光学モデルの設計を提案している.
 さらに,プロジェクタの二重化に伴い,前方スクリーン上で映像の遮蔽領域が重複し,投影映像に悪影響を及ぼすという課題がある.これに対し,既存システムではマスク画像生成が不安定でクロストークが多発していたため,各プロジェクタのキャリブレーションシステムを改善し,マスク画像生成を安定化させることを提案している.