講演情報
[A-18-01]FDS火災シミュレーションを用いたVR環境における危険領域体験のためのCO濃度可視化手法の検討
◎△櫻井 克樹1、小比賀 亮仁1、小板 隆浩2 (1. 同志社大、2. 同志社大学大学院)
キーワード:
一酸化炭素、火災シミュレーション、VR可視化、凸包補間
火災時に発生する一酸化炭素(CO)は無色無臭で知覚が困難であり,短時間の曝露でも人体に深刻な影響を及ぼす危険性を有する。先行研究では,Fire Dynamics Simulator(FDS)による火災シミュレーション結果からCO危険領域を抽出し,凸包による外形生成を行った上で,VR環境において三次元的に可視化する手法が提案されている。しかし,シミュレーション結果を1秒間隔で出力しているため,危険領域の境界が不連続に変化するという課題がある。そこで本研究では,時刻間の凸包形状を補間する手法を提案する。提案手法では,フィボナッチ球面上の参照方向を用いて各時刻の凸包頂点数を統一し,同一方向に対応する頂点同士を線形補間することで中間形状を生成する。これにより,危険領域の時間変化を滑らかに表現でき,拡大・移動過程を連続的に観察できることを確認した。
