講演情報

[A-2-10]再帰的リザバー連結によるランダム値インパルスノイズ除去

◎河野 貴大1、前田 道治1 (1. 福岡工業大学大学院工学研究科)

キーワード:

リザバーコンピューティング、ランダム値インパルスノイズ、ノイズ除去

本研究では,従来の再帰的リザバー連結(Recursive Reservoir Concatenation: RRC)を拡張し,中央値絶対偏差(Median Absolute Deviation: MAD)によるノイズ位置推定を導入したランダム値インパルスノイズ除去手法を与える.ランダム値インパルスノイズは画素値が任意の値に変化するため,検出が困難であり,画像品質を大きく劣化させる.本手法では,MADを用いてノイズ位置を推定し,ノイズを含まないと推定された画素のみを用いてRRCの学習を行う.Peppers画像を用いた評価実験を行った結果,提案手法はランダム値インパルスノイズを効果的に除去し,画像のエッジや細部構造を保持できることを確認した.また,MADの閾値設定が復元性能に大きく影響し,画像によらず適切な閾値の範囲が存在することを示した.