講演情報
[A-7-08]CRYSTALS-Dilithium に対する CPA 攻撃の実現性評価
◎佐藤 駿1、宮原 大輝1、李 陽1、崎山 一男1 (1. 電気通信大学)
キーワード:
PQC、FPGA、Dilithium
量子コンピュータの発展に伴い,RSA や ECDSA など
の従来の公開鍵暗号は安全性が損なわれることが懸念さ
れている.そのため,NIST は耐量子暗号(PQC)の標
準化を進めており,CRYSTALS-Dilithium は格子ベー
ス署名方式として採用されている.一方で,暗号アルゴ
リズムが理論的に安全であっても,実装時には消費電力
などの物理情報を利用したサイドチャネル攻撃を受ける
可能性がある.近年,CRYSTALS-Dilithium の FPGA
実装に対し,相関電力解析(CPA)による秘密鍵復元攻
撃が報告されている [1].しかし,当該研究では解析に
適した電力波形を取得するため,FPGA の動作周波数を
4 MHz まで低下させて評価を行っており,実運用を想定
したより高い動作周波数における攻撃成立性は十分に明
らかになっていない.そこで本研究では,数十 MHz 程
度で動作する FPGA 実装を対象として CPA 攻撃を実施
し,動作周波数の違いが攻撃成功率および秘密鍵復元の
難易度に与える影響を評価する.
の従来の公開鍵暗号は安全性が損なわれることが懸念さ
れている.そのため,NIST は耐量子暗号(PQC)の標
準化を進めており,CRYSTALS-Dilithium は格子ベー
ス署名方式として採用されている.一方で,暗号アルゴ
リズムが理論的に安全であっても,実装時には消費電力
などの物理情報を利用したサイドチャネル攻撃を受ける
可能性がある.近年,CRYSTALS-Dilithium の FPGA
実装に対し,相関電力解析(CPA)による秘密鍵復元攻
撃が報告されている [1].しかし,当該研究では解析に
適した電力波形を取得するため,FPGA の動作周波数を
4 MHz まで低下させて評価を行っており,実運用を想定
したより高い動作周波数における攻撃成立性は十分に明
らかになっていない.そこで本研究では,数十 MHz 程
度で動作する FPGA 実装を対象として CPA 攻撃を実施
し,動作周波数の違いが攻撃成功率および秘密鍵復元の
難易度に与える影響を評価する.
