講演情報

[ABT-1-01]情報源・通信路深層結合符号化の応用に向けた取り組み

〇須藤 克弥1 (1. 北海道大学)

キーワード:

セマンティック通信、情報源・通信路深層結合符号化、協調認識、脳波

セマンティック通信は,受信者にとって必要な意味情報を効率的に伝送することを目的とした通信方式であり,Beyond 5G/6GにおけるAIネイティブ通信の実現技術として注目されている.その代表的な実現方式である情報源・通信路深層結合符号化(DJSCC:Deep Joint Source-Channel Coding)は,情報源符号化,通信路符号化,変調をEnd-to-Endで統合的に最適化することで,特に低SNR環境において優れた通信性能を実現する.本稿では,DJSCCの基本原理について,SoftCastと深層自己符号化器の発展との関係から概説するとともに,OFDMや5Gシステムへの実装事例を紹介する.さらに,応用例としてV2X協調認識における分散DJSCCおよび可変レート伝送技術,ならびに脳波を情報源とした思考共有通信について紹介し,意味情報伝送への発展可能性について議論する。