講演情報

[B-11-14]共通隣接ノードを介した有向モチーフと情報拡散感受性の関係分析

◎坂﨑 竹千代1、田村 雄登1、津川 翔1 (1. 筑波大学)

キーワード:

情報拡散感受性、ソーシャルネットワーク

ソーシャルネットワークにおいて、ユーザ間の情報拡散感受性は直接のつながりだけでなく、共通の隣接ノードを介して接続される2ホップ先のユーザ間にも類似性が生じるモノフィリーが観測されることもある。しかし、有向ネットワークにおいて、共通隣接ノードを介した多様な2ホップモチーフ構造がこの類似性にどのような影響を与えるかは明らかではない。本研究では、Twitterの情報拡散データを用いて、共通隣接ノードを介した有向2ホップモチーフと、ユーザ間の明示的リンク経由の採用感受性(IAR)および暗黙的リンク経由の採用感受性(SAR)の類似性との関係を分析した。相関を比較した結果、ほとんどの2ホップモチーフにおいて情報拡散感受性の類似度に正の相関が観測された。さらに、SARにおいては1ホップモチーフ(直接のつながり)よりも強い相関を示す2ホップモチーフが存在し、特に「u→x←v」のモチーフではどのデータセットにおいても相関が強く現れることが分かった。これらのことから、2つのノードが共通の隣接ノードを有する時、情報拡散感受性の類似度が高まる傾向にあること、および共通隣接ノードを介したモチーフ構造の違いによって類似度に差が生じることが示唆される。