講演情報
[B-15-26]帯域幅混在CSIセンシングに向けたサブキャリア欠損補完手法の比較評価
〇宮武 晴雪1、西尾 理志1、依田 大輝2、平井 雄太2、足立 朋子2 (1. Science Tokyo、2. 東芝)
キーワード:
WiFiセンシング、CSIセンシング、行動認識、帯域幅混在、欠損値補完
Wi-Fi CSIセンシングでは,通信条件により取得されるCSIのサブキャリア数が変化し得るが,CSIを学習へ利用するには,入力形状を統一する必要がある.本稿では,MMFiデータセットを用いて帯域幅混在設定を模擬し,サブキャリア欠損補完手法が行動認識精度に与える影響を評価する.具体的には40 MHz相当のCSIをFull-band CSIとみなし,低周波側20 MHz相当の帯域のみを用いたHalf-band CSIを人工的に生成することで帯域幅混在設定を模擬した.比較手法として,共通帯域のみを用いるCommon-band,欠損部を0で埋めるZero-fill,観測サブキャリア平均で埋めるMean-fill,AutoEncoderにより欠損部を推定するAE-fillを評価した.実験の結果,Zero-fillおよびMean-fillはCommon-bandを下回った一方,AE-fillは単純補完を上回り,全体精度ではCommon-bandも上回った.これにより,帯域幅混在CSIセンシングにおいて,観測サブキャリアから欠損サブキャリアを学習的に補完することの有効性が示唆された.
